日産が「アリア NISMO」を正式発表。標準仕様も全グレード販売再開へ
NISMOチューンで総合力が大幅にアップ
2024年3月8日、日産自動車は「日産アリア NISMO」を発表するとともに、「日産アリア」の「B6 e-4ORCE」、「B9 2WD」、「B9 e-4ORCE」、「B9 e-4ORCE プレミア」グレードを3月下旬より発売すると発表した。なお「日産アリア NISMO」の発売は6月を予定している。 【写真】日産アリア NISMOと標準仕様を詳しく見る 2024年1月に「東京オートサロン2024」で初公開された「日産アリア NISMO」は、既存の「日産アリア」e-4ORCEにNISMO専用の加速チューニングを加え、そのパワーを更に引き上げたEV NISMOのフラグシップモデルだ。NISMOの性能コンセプト、「より速く、気持ち良く、安心して走れる車」に基づき、高い安定性と軽快さを実現し、走りの上質感を磨き上げた。 最高出力は320kWに引き上げ、NISMO専用の加速チューニングによりパワフルな加速を実現した。NISMOドライビングモードでは、アクセルを踏み込んだ際のレスポンスを最大化し、NISMOだけの俊敏な加速コントロールを提供する。 また、ブレーキパッドの性能を温度に関係なく安定させるとともに、「日産アリア NISMO」専用のタイヤや軽量で空力性能に優れたホイールを採用した。さらに前後のサスペンションやスタビライザーに専用チューニングを施し、スポーティーながら滑らかで上質な走りを実現した。 NISMO専用にチューニングした電動駆動4輪制御技術「NISMO tuned e-4ORCE」は、各種シチュエーションで高いトラクション性能を発揮し、電動車特有の爽快な旋回加速を実現している。ワインディング路などでも、スポーツカーのような高いライントレース性やコーナリングを可能としている。 エクステリアは、「日産アリア」の上質さとNISMOのダイナミックなパフォーマンスを体現している。NISMO専用のバンパー、リアスポイラー、ドア・サイドモールを採用し、空気抵抗の低減とダウンフォースの向上を両立した。 インテリアは、黒を基調とした中にレッドアクセントを配し、上質でスポーティーな空間を作り上げた。専用シートはホールド性とフィット感を高めており、車両との一体感を感じられる。NISMO専用BOSE Premium Sound Systemを装着し、NISMOモードをオンにすると、フォーミュラEマシンのようなEVサウンドが体験可能だ。 【日産アリア NISMO ラインナップ】 グレード（バッテリー容量）価格（税込み） NISMO B6 e-4ORCE（66kWh）8,429,300円 NISMO B9 e-4ORCE（91kWh）9,441,300円
