ドラマ「極悪女王」で再び脚光を浴びる昭和の女子プロレス 一世風靡したレスラー【マキ上田・大森ゆかりの今】を取材
ダンプ松本さんの盟友・同期の女子プロレスラー
さらにもう1人、昭和の女子プロレスブームを支えた人気レスラーの“今”を追跡! ダンプ松本さんの盟友というレジェンドレスラーに会うため向かったのは、静岡県東部にある町・函南町。 そこにある食品加工工場にその人はいました。 大森ゆかりさん: 一斗缶があるのをあたしはチロチロチロチロ見ちゃうんだよね。アジャにも送ってあげたしクレーンユウにも送ってあげた。おりゃー!あぁたたきてぇ! 現役引退後も一斗缶に惹かれてやまないというこちらの女性こそ昭和のレジェンドレスラー大森ゆかりさん。ダンプ松本さんと同期になるそうです。 伝家の宝刀:ケサギリチョップを武器に女・力道山の愛称で昭和の女子プロ人気を支え続けた大森さん。 彼女もまた、現役時代にはとてつもない人気を誇っていました。 大森ゆかりさん: 会場の2階から観客飛び降りてくる。 着てるものは破かれるし 着てるTシャツ脱がされてるときがあったから…。 年間310試合やっていたんで、年間310試合! そんな女子プロ黄金期を支え続けた大森さん。引退後はダンプ松本さんと音楽ユニットを結成したり、釣り番組のリポーターとしても活躍。 釣りを通じて出会った男性と結婚し2人の子宝に恵まれました。 以来家族のために、プロレスとは無縁の食品加工工場にてフルタイムで働き家計を支えているといいます。そんな彼女が、今思うことは? 大森ゆかりさん: なんでこんなに年取っちゃったかわからないけど、変に考えたりクヨクヨするより良いようにいくと思っていればうまくいくと思う。 前向きに生きていれば人生はOKという大森さん。 実は服飾専門学校の学生である長女が今、「プロレスラーの衣装」を作るデザイナーのアシスタントを務めていて、将来は女子プロレスの衣装も作ってみたいと言っているそうです。そのことが、大森さんにとっては今、一番の楽しみだということです。 (『めざまし8』2024年12月24日放送より)
めざまし8