1ドル=160円もあり?1998年に学ぶ「円安反転2つの条件」
1998年4月の静岡・川奈首脳会談での橋本龍太郎首相とボリス・エリツィン大統領(当時)。この年の8月にはロシアが財政危機に陥り、1ドル=147円台まで円安が進んだ。その後、なぜ円は急速に反転したのか(写真:ロイター/アフロ)
足元のマーケットで起きている事象や注目テーマについて、過去の歴史をもとに株式投資のヒントを探る連載 「賢者は歴史に学ぶ」 。為替市場は「24年ぶり」を越え、さらに「32年ぶり」の歴史的な円安相場となっている。実は24年前や32年前は日本経済にとって大きな転機となった年で、当時の円安の背景には現在との共通点も多い。連載第12回となる今回から、過去の円安局面を振り返り、今後の為替相場を考える。
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岡田 晃