松井秀喜(読売巨人軍 臨時コーチ)やっぱりジャイアンツは、創設したときから変わらないDNAみたいなものがある。それは変わらないと思います|鷲田康――野球の言葉学【全文公開】
松井にマンツーマンで指導を受けた秋広
巨人OBでニューヨーク・ヤンキースのGM付特別アドバイザーを務める松井秀喜さん(49)が、6年ぶりに巨人の宮崎キャンプを訪れた。現役時代に共にプレーした阿部慎之助監督(44)の要望で2月10日から5日間にわたって臨時コーチとして打撃陣を指導。3連休の真ん中となった11日には、宮崎市中心部からキャンプ地・宮崎県総合運動公園につながる道路が700mほど渋滞するなど、久々のレジェンド登場に巨人キャンプは賑わった。 初日の10日には早速、背番号「55」の継承者としてチームの期待を背負う秋広優人内野手(21)にもマンツーマンで指導。その後も教えを乞う選手には身振り手振りを交え、時には自らバットを構えて技術的なアドバイスを送った。
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鷲田 康/週刊文春 2024年2月29日号