（左から）河村昇治会長と河村健司社長

　周南造園（下松市切山、TEL 0833-47-2500）敷地内で毎月開催している「山の神フリーマーケット」が5月5日、20周年を迎える。（周南経済新聞） 【写真】広大な敷地で行われるフリーマーケット 　河村健司社長の祖父が1933（昭和8）年に下松市末武中で創業した同社。2004（平成16）年、下松市切山への本社移転をきっかけに、約4万平方メートルの広大な敷地を生かしたフリーマーケットを始めた。1月を除く毎月第1日曜に開催し、今回で220回目を数える。5月5日は11時から20周年を記念したもちまきを行う。 　初開催時社長で現会長の河村昇治さんは「会社の存在を知ってもらおうと始めたフリーマーケット。毎回1000人以上、多い時は2000人が来場し、子どもから大人まで地域の皆さんに喜ばれるイベントになった」と笑顔を見せる。 　出店者は個人が多く、雑貨、衣類、日用品、野菜などを販売している。出店数は最大80店で、イベント開催日の翌日9時から募集を行うが、毎回1時間で定員に達する人気ぶりという。出店料は500円。 　飲食販売は同社が運営する「カフェ・マルシェ」のほか、河村会長が友人と出店する「寅ちゃん食堂」が行い、肉ごぼううどん、手羽焼き、かき揚げなどを用意する。 　河村社長は「お客さんも出店者も、商品の話を聞いたり値引き交渉したりと、皆さんが本当に楽しそうに過ごしている。今後も末永く続けていきたい」と意気込む。 　開催時間は9時～13時。