救急車を呼ぶか迷ったら#7119を…高松市が中四国初の「救急隊ひっ迫アラート」導入 適正利用を 香川
岡山放送
高松市は、救急車の出動件数が急増していることを受け、11月から救急車のひっ迫状況などを発信する「救急隊ひっ迫アラート」を実施すると発表しました。 (高松市 大西秀人市長) 「救急搬送態勢のひっ迫した状況が起こった場合、それをタイムリーに知らせる「救急隊ひっ迫アラート」の発信を中四国の自治体で初めて開始する」 高松市の大西市長が10月24日の定例会見で発表しました。「救急隊ひっ迫アラート」は市の消防局が持つ救急車14台のうち、12台以上が出動した時に市の公式ラインで発信されるもので、11月1日から導入されます。救急車の到着まで時間がかかる可能性があることを伝えるとともに適正な利用を呼び掛けるのが狙いです。 市によりますと2023年、市の消防局で救急車が出動した件数は、過去最多の2万7041件で、24年は、10月22日時点で2万1966件と、23年を上回るペースで増えているということです。 これからの季節は、インフルエンザの流行などで出動件数が増えると見込まれていて、市は、救急車を呼ぶか、迷った場合は、県の救急電話相談「#7119」(小児向けは「#8000」)に問い合わせるよう呼び掛けています。
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