【陸上】サニブラウンが60m6秒54の自己タイで2位!世界記録保持者コールマンに肉薄/WA室内ツアー
2月11日、米国・ニューヨークで第116回ミルローズ・ゲームが行われ、男子60mに昨年のブダペスト世界選手権100m6位のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が出場。6秒54の自己タイ記録で2位に入った。 桐生祥秀が60mで6秒53の室内日本新! WA室内ツアー・ゴールドで堂々のV 「世界室内、パリでも良い結果を残したい」 レースにはサニブラウンのほか、この種目の世界記録保持者で19年世界選手権100m金のクリスチャン・コールマン(米国)や東京五輪200m金メダリストのアンドレ・デグラス(カナダ)など実力者が出場した。 1度フライングがあり、仕切り直しとなった2回目のスタートでサニブラウンは号砲に上手く反応。20mでわずかに先頭に立つと、加速局面でもスムーズに脚を刻む。40mを過ぎてから追い上げたコールマンにはかわされたが、5年前にマークした自己記録に並ぶタイムでフィニッシュした。 優勝のコールマンのタイムは6秒51とその差わずか0.03秒。100mで9秒89のベストを持つアキーム・ブレーク(ジャマイカ)に先着した。先月、桐生祥秀(日本生命)が樹立した日本記録の6秒53には及ばなかったものの、好調ぶりを示す走りとなった。 パリ五輪を迎える今季、サニブラウンは5年ぶりに室内競技会からレースに参加。2月10日のシーズン初戦は予選、決勝とも6秒60をマークしている。
月陸編集部