コールがILから復帰し、4回0/3を3安打2失点も5K奪う 最速は157キロで変化球にも切れ味
◆米大リーグ ヤンキース―オリオールズ(19日・米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム) 右肘の違和感でリハビリ登板が続いていたヤンキースのエース右腕ゲリット・コールが19日(日本時間20日)、負傷者リスト(IL)から復帰し首位攻防のオリオールズ戦に今季初登板。4回0/3を3安打2失点、5奪三振。投球数62球でマウンドを降りた。 1回先頭のヘンダーソンに右翼への二塁打を許し2アウト後にオハーンに左中間へのエンタイトル二塁打で1点を失った。しかし、2回以降は5三振を奪って4回までノーヒット。先頭のムリンスに左前安打を許したところで2番手マリナチオに代わった。マリナチオがウリアスに2ランを浴びた浴びたため2失点となった。 最速は97・5マイル(約157キロ)を計測した直球を中心に、ナックルカーブ、チェンジアップ、スライダーとサイ・ヤング賞受賞の昨年を彷彿するような安定感だった。 コールは3月のオープン戦で登板後の回復具合に違和感を覚えて負傷者リスト入り。当初、復帰は5月下旬を見込まれていたが、万全を期してマイナーでのリハビリ登板を3試合こなし12回1/3を2失点(1自責点1)に抑えて、この日ようやくメジャー復帰となった。
報知新聞社