『山女』の福永壮志監督が、北海道・白糠町で生きるアイヌの家族に密着 ドキュメンタリー映画『アイヌプリ』
ドキュメンタリー映画『アイヌプリ』の予告映像とポスタービジュアルが公開された。 北海道・白糠町で伝統的なマレㇷ゚漁(鮭漁)をはじめとしたアイヌ文化を継承し、日常の中で”アイヌプリ”(アイヌ式)を実践する人々を追ったドキュメンタリー。 監督は、『山女』でTAMA映画祭最優秀新進監督賞を受賞、『SHOGUN 将軍』でも監督を務めるなど、国内外で高い評価を受ける福永壮志。 『アイヌモシㇼ』では、北海道・阿寒湖のアイヌコタンで暮らす少年の成長を通して、現代のアイヌ民族のリアルな姿を描き、2020年トライベッカ映画祭の審査員特別賞を受賞した福永監督が、本作では、北海道・白糠町で生きるアイヌの家族に密着し、自らのルーツを大事にしながら今を生きる彼らの姿に迫る。 この度公開された予告映像では、マレㇷ゚漁を息子に教える父が「アイヌの考え方で言うと、自然界のいろんなものにカムイ(神様)が宿っていて‥‥」と語り、実際に獲った魚に「ごめんねではなく、ありがとう」と息子に伝えるシーンも。また、日々の暮らしや、生き生きとした等身大の家族、仲間たちの姿が北海道の荘厳な大地とともに写し出される。さらに、アイヌの伝統楽器トンコリ演奏の第一人者でもある、OKIが、本作の映画音楽を担当する。 映画『アイヌプリ』は、2024年12月14日(土)より 全国順次ロードショー。
otocoto編集部