日テレ「水卜麻美」アナ“管理職”抜擢で厳しくなる「セクハラ」&「パワハラ」への処分
■年収は2500万円以上に 水卜アナが評価されているのは、好感度の高さだけではない。アナウンサーという仕事そのものに対しても、局内外から高い評価を得ているのだ。 「21年3月から、朝の看板番組である『ZIP!』の2代目総合司会を務め、しっかりと高視聴率をキープしています。他にも『24時間テレビ』などの司会もこなし、最新の潜在視聴率調査は9.2%でした。同じ調査で、千鳥のノブさんが7%、明石家さんまさんが6.4%だったことと比較しても、アナウンサーとして数字を持っていることがわかります」(同) ただ、いくら人気アナといえども、水卜アナが日本テレビの会社員であることに変わりない。過去には、フリー転身なら3億円提示の可能性があるとの報道もあったが、“チーフスペシャリスト”になったことで、給与面はどう変わるのか。 「もともと水卜アナの人事評価は高かったので、以前の“主任”のときでも年収1500万円はあったと言われています。それが今回、“チーフスペシャリスト”になったことで、2500万円以上になるとのこと。それだけ年収がアップすれば、夫である中村の年収に対してもコンプレックスを抱かないで済むでしょう。今後の活躍次第では、さらにインセンティブがついて、年収3000万円も夢ではありません」(前出・日テレ関係者)
■日テレが厚遇する理由 民間企業の会社員としては破格の年収となりそうだが、日本テレビがそこまで水卜アナを“厚遇”する意図はどこにあるのか。前出の編成関係者はこう語る。 「理由は2つあると思います。ひとつは世間でささやかれている水卜アナのフリー転身を阻止するためです。30代で管理職に抜擢され、役員への道もチラついてくれば考えも変わる可能性がある。今フリーになれば、億単位の年収になるなどと言われてはいるが、それも一時的な話です。40代後半~50代になれば、いくら水卜アナでも人気は下降して仕事は先細ってくる。そういう“未来”も見越して、今から出世ルートを見せておくという考えはあるでしょう。もうひとつは、アナウンサー、特に女性アナに希望や夢を抱かせる目的です。つい最近も尾崎里紗アナ(31)が6月末での退社を発表しましたが、人材が流出してしまえば後進が育ちません。日テレには今、ポスト水卜アナが存在しない。今回の抜擢人事が“第2の水卜アナ”を生み出す起爆剤になることを願っているのでしょう」 水卜アナの“サクセスストーリー”は、すべての女性アナウンサーの希望となりそうだ。 (平幸治)
平幸治