新幹線の「窓側指定席」を取っていたのに、子連れに「席替わってください」と言われました…。正直嫌なのですが、座席交換は問題ないのでしょうか?
あらかじめ新幹線の窓側の指定席を取ったが、子連れの家族が「席を替わってほしい」と相談してきました。その場合は、替わっても問題ないのでしょうか。 電車やバスであれば、席を替わったり譲ったりすることはよくあるかと思います。しかし、新幹線のようにお金を払って指定席を取った場合は、自由に席を替わってもよいのかと、疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。 本記事では、新幹線の指定席における座席変更について解説します。
新幹線の指定席は変更できる?
JR東日本によれば、新幹線の指定席の変更は、乗車前であれば可能であるとされています。 例えば、指定席を予約していたけれどもスケジュールが合わなくなった場合や、新幹線の同乗者数が増えた場合などは、使用開始前で有効期間内であれば、1回のみ同じ種類の切符に変更できます。 ただし、基本的に乗車後の座席変更はできないとされています。自身と相手とでは、座席予約の際に利用したプランや支払った料金が異なっていることもあるでしょう。 そのため、子連れの家族に「席を替わってほしい」と言われた場合は、ルールに沿うのであれば、お断りするほうがよいでしょう。
指定席の座席交換を求められたときは?
指定席の変更は、新幹線に乗車する前に限ると、旅客営業規則で定められています。そのため、前述した通り、よほどの理由がない限りは、座席の交換は避けたほうがよいでしょう。 どうしても窓側の席を希望されている場合は、事前に窓側の指定席の切符を購入しておくことをおすすめしましょう。新幹線に乗車する当日であっても、乗車するまでは座席の変更が可能ですので、その旨をお伝えするとよいでしょう。 ただし、もしほかの席でもそれほど問題がない場合は、車両内に常駐している駅員さんに、座席を移動しても問題がないのかを尋ねるといった配慮をしてあげてもよいかもしれません。
新幹線の指定席の座席交換は乗車前に限り1回のみ可能
新幹線の指定席の座席変更は、使用開始前で、有効期限内であれば可能です。また基本的に、乗車後の座席変更はできないとされており、変更した際に生じる自分と相手との乗車料金の違いや、問題に関しては、自己責任ということになるでしょう。 座席変更について相談された際は、あらかじめ希望する指定席の切符を購入しておくか、新幹線に乗車するまでに座席を変更しておくようにと提案するとよいでしょう。 ただし子連れの家族の場合は、子どもが乗り物酔いしやすいので窓側の席に移動したいとか、景色を見せてあげたいなど、さまざまな事情や理由がある場合もあります。もし、それほど嫌でないのならば、車内の駅員に相談して、席を替わってもよいかと聞いてみるといった気配りも大切です。 出典 東日本旅客鉄道株式会社 きっぷあれこれ きっぷの変更 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部