「ロレックス」や「フランクミュラー」などの1000万円の時計が欲しいです。月収は「24万円」でかつかつなのですが無謀でしょうか?
ハイブランド時計の購入は多くの方が憧れ、生涯のうち一度は手にしたいと考えるでしょう。しかし、ハイブランドの時計を購入するためにはそれなりの資金が必要です。高収入ではなくとも手が届くのか気になっている方もいるでしょう。 本記事では、800万~1000万ラインのハイブランド時計を紹介するとともに、月収24万で月々2万円貯めると仮定した場合に、どのくらいで購入が可能になるかを計算します。ハイブランドの時計が安く購入できる可能性がある時期についても紹介しますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
ハイブランドの時計はいくらくらい?
ここではハイブランドの800万~1000万円ラインの時計を紹介します。各社でさまざまな特徴を持った高級時計が販売されています。 ロレックスの800万~1000万ラインの時計一覧
※公式サイトを基に筆者作成(2月時点) パネライの800万~1000万ラインの時計一覧
※公式サイトを基に筆者作成(2月時点) フランクミュラーの800万~1000万ラインの時計一覧
※公式サイトを基に筆者作成(2月時点)
800万円の時計を購入するのに月々2万円の貯金では33年4ヶ月かかる
月々2万円ずつ貯金ができる場合、800万円貯まるまではおよそ33年4ヶ月かかります。大学を卒業して22歳から社会人になり、すぐに貯め始めたとしても購入できるのは55歳ごろです。なお、1000万円の時計を購入する場合はおよそ41年7ヶ月かかります。新卒ですぐ貯め始めても定年まで残り数年になるでしょう。 30年、40年とモチベーションを維持するのは難しく、また、ライフスタイルの変化によって必要なお金も変わってきます。そのため、50歳過ぎまで継続的に貯め続けるのは難しいでしょう。 なお、経済産業省「割賦販売法(後払信用)の概要」によると、仮にショッピングローンで購入を希望する場合でも、支払い可能見込額を超えるクレジット契約の締結は禁止になっているようです。 この見込額とは、「クレジット債務を支払うために、利用者が現に生活している住宅を奪われず、最低限度の生活を維持でき、債務を持続的に支払い可能と見込まれる一年あたりの額」とされています。 割賦販売法を守るために、ローンを組む前に年収を基準として画一的に算定(審査)が行われるので、必ずしもショッピングローンを使えば購入できるとは限らないことが分かります。