新プロジェクト「ウタヒメドリーム」1周年に2ndワンマン開催 昭和~令和の“神曲”を若手声優陣が熱唱、新作アニメでW主題歌担当
アース・スターエンターテイメントが展開するメディアミックスプロジェクト「ウタヒメドリーム」の2ndワンマンライブイベント「見たいの満天のペンライト」が6月9日(日)に東京・上野の飛行船シアターにて開催された。 【画像】イベントで歌唱した各キャストたち&集合写真フォトレポート(全9枚) ウタヒメドリームとは、昭和・平成・令和の神曲カバーや、オリジナル楽曲などを新進気鋭の女性キャスト陣で歌い上げるメディアミックスプロジェクトとして、2023年6月に始動。個性豊かなキャラクター「ウタヒメ」は歌声を武器に、たった一人のクイーンを目指す“戦いと友情”というコンセプトのもと、公式YouTubeチャンネルやライブイベントなど多面的に展開している。 そんな同プロジェクトより2度目となったワンマンライブ「見たいの満天のペンライト」には、山﨑玲奈(夢咲いぶき役)さん、鈴木杏奈(桜木舞華役)さん、其原有沙(真白清美役)さん、花耶(HiREN 役)さん、礒部花凜(水月ひかり役)さん、鷲見友美ジェナ(高木凛役)さん、倉知玲鳳(萩原ひまわり役)さんらキャストが集結。昼夜2公演にて数々の“神曲”たちが届けられた。(※一部を除き、パフォーマンス楽曲はカバー曲です) イベントではまず、1曲目からオリジナル新曲として、7月より放送開始の新作テレビアニメ『俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~』オープニング主題歌「ノーギフテッド」を全員出演にて初披露。以降は初回MCとしてキャストが登壇し、それぞれのキャラクターを演じつつ自己紹介と意気込みを語った。
生バンド×期待の声優陣で臨んだ1周年
なお、本イベントは「ウタヒメバンド」として生バンドでの楽曲演奏のもと行われており、迫力あるサウンドを披露した。前半パートの初回は「ビューティフル・ドリーマー」で始まり、大胆な振り付けにより体全体で楽曲を表現しつつ、続いては雰囲気が打って変わって「誘惑」に。哀愁漂うメロディと歌声で魅せつつ、この上品さを「ハロー・グッバイ」へと受け継ぎ、弦楽器のアクセントも重なりつつ歌声の魅力を際立たせた。 ここからは趣向を変えて、座席に座ってゆったりと楽しめる楽曲を3曲続けて披露。「難破船」「チョコレート」と続けてパフォーマンスされるなか、会場である「飛行船シアター」が本来は舞台演劇で使用される会場だったことから、ステージを多い囲うように投影される映像がとても魅力的。哀愁感も漂う余韻と、映像効果の良さを、腰を据えたことでより感じられた。 続けて、コールを交えつつ、力強い低音域の魅力をいかんなく発揮した「Haze」や、希望に溢れた歌詞が印象的な「AMBITION」を披露しつつ、MCでは初めてバックダンサーを加えたことで、新しさをもたらしたことが語られていた。また、後者の「AMBITION」は1曲目と同じく新作TVアニメ『俺は全てを【パリイ】する』よりエンディング主題歌となっており、これについて鈴木杏奈さんは「オープニングとエンディングどちらも担当できるってすごくないですか?」と観客に聞くと会場からは「すごい!!」と歓声があがり、ペンライトを振る手に力がこもった。 続く後半戦、きらびやかに光る夜景をバックに激しい振り付けも見事にこなした「雨のプラネタリウム」や、デュオならではのハーモニーが織りなす「DEPARTURES」へとつなぎ、原曲の魅力を存分に発揮したほか、「セーラー服と機関銃」では本当にセーラー服を纏い登場するなど、原曲をリスペクトする演出が光った。