「雅子さまと目合った」「雰囲気味わいたい」見えても見えなくても沿道興奮
「令和」平和な時代を願う人々
即位パレードに集まった人々は、「令和」という時代に何を期待するのだろうか。 一緒に住む娘(38)と、生まれたばかりの9か月の孫とともに三世代で訪れた東京都葛飾区の渡辺京子さん(64)は、「テレビの方が良くみられるだろうとは思いながら、こういう雰囲気の中にいてみたい、という気持ちがあり来ました」と話す。 正月の一般参賀には家族で3回ほど行ったことがあるという渡辺さん。「お二方とも、元気であること。健全な身体に健全な精神が宿るので」。令和の時代については「戦争とか、環境破壊とか、温暖化とか、そういうのがなくてというか、落ち着いて、平和であるということがいいですよね」と述べた。 東京都大田区から妻(68)と訪れた青木勝臣さん(74)は、皇室行事に初めて参加した。天皇陛下については「親近感」と「平和」をキーワードに挙げた。 青木さんは言う。 「昭和天皇と比べると、(今上天皇は)普通の人と変わらないような、今風のしゃべり方をする。身近に感じるよね。親近感がある」 また、上皇さまが戦争を経験しており、平和に対して並々ならぬ思いがあったことを指摘。「上皇さまがやってきたように、平和な時代が続けばいい。世界的に平和になるのが一番いい。平和、これが一番だよね」