「光る君へ」道長を支える2人の男が注目の的に 「策士」「有能すぎる」
そしてもう一人の男が書の達人として知られ、蔵人頭となった藤原行成(渡辺大知)。藤原公任(町田啓太)の“適切な除目を行うにはおのおのの事情を知っておくべし、それには女性たちと密なつながりを持っている行成を使い、女性たちから知られたくない話を仕入れるべし”とのアドバイスをきっかけに、行成はその役目を担うことに。俊賢と同様、迅速に事を進めたうえに、証拠を残すことは危険として「心に留まったことだけ記録をつくってほしい」と慎重な姿勢を見せ、「わたしは毎朝、前日に起きたことを書き記します。そのことで覚える力も鍛えられます」と助言した。 これまではおっとりとした性格ながら恋愛相談などで道長を感心させていた行成。公任によって明かされた行成が女性にモテるという事実に対する驚きのほか、行成が道長推しだったのは伏線だったと見る声などで盛り上がり、行成が道長に日記を勧める場面では「御堂関白記爆誕!」「御堂関白記のフラグか」といった声で沸いた。(石川友里恵)