中学受験で「傷つかないコツ」。早めの合格で子どもの心を守る
入試問題でもダイバーシティが問われる
今、私立中学では各学校がダイバーシティに配慮した教育を取り入れており、入試問題でも多様な価値観に触れさせるものが出題されています。 たとえば2023年の駒場東邦中学校の国語の入試問題では、日本で育ったクルド人女子高生が主人公の物語をめぐって、難民問題について考えさせています。 この例のように、数々の入試問題で日常では接したことのない属性の人の立場を想像し、その立場に立ってものを考えることを要求しています。子どもたちはこれらの問題を通じて、ダイバーシティへの考え方を身につけていくことができると考えられます。 もちろん、学校によって積極的に帰国子女や留学生を受け入れているなど、文化的背景の異なる人たちとともに学ぶ環境であることもあります。
ESSEonline編集部