「Pixel 8a」の実物と称する写真が登場。前モデルPixel 7aより値上げとの噂も
Googleの廉価版スマートフォン新モデル「Pixel 8a」は、これまで何度となく自称リークや予想CGと称されるものが伝えられてきました。 未発表のAndroid製品についてこれまで確かな情報を発信してきたサイトや、実績あるリーカーらの見解もほぼ一致していることから、信ぴょう性が高まっています。 つい先日も全4色のカラーバリエーションとされる画像がネット上で公開されたのに続き、今度は「実際に販売されている」と称する写真が登場しました。 X(旧Twitter)アカウントの@Mohamma11824513は「モロッコのいくつかの市場で売られている」Pixel 8aのブルーとグリーンらしきモデルの写真をシェアしています。 この写真が本物かどうか、裏付けを取る術はありません。同アカウントは過去の実績に乏しく、写真を偽造した可能性も完全には排除できません。 とはいえ、これらの色は信頼性の高いAndroid Headlinesが掲載した4色のカラーバリエーションのうち、ブルー(Bay)とグリーン(Mint)に概ね一致。 ブルーは彩度が高く鮮やかな印象を与え、グリーンはPixel 8の新色Mintよりもコラボ相手のハンギョドンに近そうです。 かたやテック系ニュースサイトPassionateGeekzは「カナダの小売店経由のリーク」と称する画像を掲載。こちらのサイトも未発表のPixelスマートフォンに関する実績が乏しく、信ぴょう性は不明です。 Pixel 8aのストレージ128GB版は708.99カナダドル(約8万円)、256GB版は792.99ドル(約8万9000円)とのこと。現地でのPixel 7aの価格は当初599ドル(約6万7000円)~だったため、これが本当であれば1割以上の値上げとなります。 もちろん、Pixelスマートフォンの価格は販売地域により異なるため、日本でも同じ展開になるとは限りません。前モデルのPixel 7aは、発売直後の価格は6万2700円だったものの、今年2月には急きょ6万9300円に値上げされていました(米国での価格は499ドルのまま)。そのため日本だけの特別価格には期待できないかもしれません。 おさらい的にこれまでのPixel 8aに関するスペックの噂をまとめておくと、ざっと次の通りです。 ・ディスプレイ:6.1インチ、フルHD・有機EL、120Hz対応 ・チップセット:Tensor G3 ・内蔵ストレージ:128/256GBの2種類 ・背面カメラ:メイン64MP(光学手ぶれ補正)+超広角13MP ・前面カメラ:13MP ・OS:Android 14 ・バッテリー容量: 約4,500mAh ・充電速度:最大27W なお、今年のGoogle I/Oは日本時間5月15日午前2時から開催されます。昨年、同イベントでPixel 7aが発表されたように、Pixel 8aがこちらでお披露目される可能性は高そうです。
Kiyoshi Tane@TechnoEdge