岩崎なおあき 師匠・妹尾和夫が落とした思い出のカミナリ
とんねるずの番組で話題となった栗山英樹監督のモノマネ
その後、岩崎は「OBCブンブンリクエスト」「美しくなりま専科」などに出演し、単独ライブも行う。そして、全国ネットのとんねるずの番組で、栗山英樹監督が両手を動かしながら話す特徴をつかんだモノマネを披露し、注目をあびた。そして、今夏も若いころから続けている単独ライブを大阪の「HEP HALL」で行い、昔からファンで会場は満席となった。
だが「20歳からこの世界に入って『売れるぞ』と意気込んだけど30代で壁にぶち当たって、40代になったらもっと不安になった。ラジオやテレビを見てはる方も大人やから、その方々をどう説得させるか。時がたつほど難しくなるし」。若いころより仕事は減っていると話すが、こうして悩みながらも「もっとうまくなりたい」「おもしろくなりたい」という思いを胸に、常に「プロのレベル近づく」という目標を持つ。「自分を表現することで、それが成立して生業になれば。もう50手前ですしね」 現在は12・13両日に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで行われる同劇団の公演「姉さん、男前!」の稽古に励む日々。妹尾によると、物語のカギを握る医者の役を演じるという。 劇団で役者の岩崎はいつもと違った雰囲気だが、妹尾は「2枚目に演じようとするからアカン」と笑顔でダメ出し。果たして、どのような演技が見られるのかが注目だ。