提供：オタク総研

MBS/TBS系「スーパーアニメイズム TURBO」枠にて放送が始まった新作アニメ 『WIND BREAKER』では、去る4日の初回エピソード放送前、キャスト出演の特別番組『放送直前開幕式』の独占放送がABEMAにて行われた。 【画像】「風鈴高校」で繰り広げる新世代の“ヤンキーアニメ”初回の場面カット（全6枚） 番組には内田雄馬さん(桜遥役)、千葉翔也さん(楡井秋彦役)、内山昂輝さん(杉下京太郎役)、鈴木崚汰さん (柊登馬役)らメインキャスト4名が集結。作品の魅力や役作りについて語られたほか、親睦をさらに深めるミニゲームも行われた。

メインキャストが語る『WIND BREAKER』での役作りとは？

『WIND BREAKER』は、講談社「マガジンポケット」にて2021年より連載中の漫画作品。超不良校として名高い風鈴高校を舞台に繰り広げられるヤンキーマンガとして累計発行部数は250万部を超え、4月よりCloverWorks制作でのアニメ化を果たした。まずは、ストーリーやキャラクターを紹介することに。 アフレコの裏話を交えながら、それぞれの役作りについて語られるなか、ケンカは弱いが素直で明るいムードメーカー・楡井秋彦役の千葉さんは、「楡井は、一見、弱虫っぽく見えるんですけど “自分を変えたい”って気持ちがちゃんとあるので、切り込んでいく強さはあるんです。根っこに強くなりたいっていう気持ちがあるので、そこの一貫性は持たせたいなって思って演じています」と切り出す。 また、屈指の武闘派でありながら“ボウフウリン”の総代・梅宮一にいつも振り回され胃薬を手放せない苦労人・柊登馬役の鈴木さんは「僕の中で明確に、柊の声がオーディションの時から浮かんでいたんです」と切り出し、「声をしゃがれさせるというか、低く強さもありつつ、でも胃が弱いところがあるのでハリのある感じではなくて…」と武闘派で苦労人な柊を演じるこだわりポイントを語っていく。 寡黙な性格で梅宮に対する過剰なまでの忠誠心を持つ杉下京太郎役の内山さんは「無口キャラはいろいろとやらせてもらってきたんですけど、ここまで無口かっていうくらいのキャラクター」と第一印象。続けて「本当に言いたいことしか話さないんだなって思うくらい口数が少ないので、これまでのキャラとは違うレベルで一言に対する重みは重要にしていかないといけないなと、一言一言大事に演じています」と寡黙な杉下だからこそのセリフの重みについて語った。 そんな中、ケンカで“てっぺん”を目指すべく超不良校へとやってきた主人公・桜遥を演じる内田さんが、桜の意外な注目ポイントを明かす場面も。桜について、強さの裏に繊細な部分も持ち合わせていると語った内田さんだが、「注目してほしいところ」と聞かれた際には「食べているところがかわいい！」との回答が飛び出し、3人から総ツッコミ。その後「ケンカをしているところもそうですけど、心根の素直さが桜のいいところだったりするので、そういうホッとできる瞬間にも注目してもらえたら嬉しい」と桜のギャップの魅力を語った内田さんに、3人は納得の表情を見せた。 最後には4人から視聴者へメッセージが届けた。 鈴木さん「これだけキャスト同士、仲良く楽しく収録させていただいています。その空気感が『WIND BREAKER』という作品の中にも落とし込めたら素敵なことだなと思いますので、ぜひ楽しんで見ていただけたら嬉しいです」 内山「『WIND BREAKER』の映像を見ていただくだけで、目がとっても楽しい作品になっております。今後キャラクターもたくさん登場しますので、お気に入りのキャラクターを見つけていただければと思います。よろしくお願いします」 千葉「お芝居で掛け合うことで、それぞれのキャラクターの良さがさらにさらに倍増しているんじゃないかなと現場で感じていました。皆さんぜひそれも感じていただければと思います」 内田「漫画で読んでいても、各キャラクターが生き生きと描かれていましたが、TVアニメでもより、このアニメーションの中をキャラクターたちが縦横無尽に駆け回っていて…そこで巻き起こるドラマに翻弄されながら“ボウフウリン”のみんなで歩んでいく姿に胸を打たれ、とにかく熱くなれる作品だなと思います。ぜひ皆さん、『WIND BREAKER』をいっぱい楽しんでください！」