センバツ高校野球 作新学院に「旗」授与 主将「感動と勇気与えたい」 /栃木
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する作新学院へのセンバツ旗の授与式が16日、宇都宮市一の沢1の同校で開かれた。野球部員のほか、各クラスの代表者など計約250人の生徒が出席した。【鴨田玲奈】 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち エンジ色のセンバツ旗は出場校に贈られる。校名や校章が記されており、3月18日の大会開会式では主将が手にして入場行進する。 授与式では、船田元学院長が「適度な緊張感を持って、頂点を目指して、悔いのない試合をしてほしい。体と心の健康を保ちながら、甲子園で大いに暴れてもらいたい」とあいさつ。県高野連の神部知重理事長は「栃木県代表、関東王者として、思う存分力を発揮してきてほしい。スタンドの応援団の皆様とともに、爽やかな作新の風を吹かせましょう」と激励した。 センバツ旗は、毎日新聞宇都宮支局の小林祥晃支局長から船田学院長に授与され、船田学院長から小森一誠主将(2年)に手渡された。小林支局長は「これまで積み重ねてきた努力に自信を持って、今歩んでいる道を信じて、思いきりプレーしてきてほしい」とエールを送った。小森主将は「秋の結果に甘んじることなく、選手一丸となって練習に励んできた。センバツでは、感動と勇気を与えられるように頑張っていきたい。応援よろしくお願いします」と述べた。 大会は3月8日に組み合わせ抽選会があり、同18日に開幕する。