なぜ出演した? ギャグマンガ実写版で最狂の「ネタキャラ」を再現したイケメンたち
イケメン俳優が画太郎先生のお下劣ワールドを!
●『珍遊記』の松山ケンイチ 松山ケンイチさんが主演した映画『珍遊記』は、かの漫☆画太郎先生の原作の実写版で、衝撃シーンが続々登場しました。孫悟空でおなじみの「西遊記」をベースにしつつも、スカッと明るい暴力やグロ描写、脱糞、嘔吐、放屁のお下劣ネタも当たり前です。というより、それがなければ「画太郎ワールド」ではありません。 それまで実写版の『デスノート』『デトロイト・メタル・シティ』『ど根性ガエル』などで、さまざまなキャラを演じ、カメレオン俳優と呼ばれてきた松山さんでさえ、画太郎ワールドは未知の世界だったと思われます。主人公の山田太郎は基本は虎柄パンツ一丁、ときには全裸といういでたちです。松山さんはお腹が出た画太郎作品らしい体系の太郎を、肉体改造も経て再現しました。 鈴木亮平さん、中村勘九郎さん、松山ケンイチさんは、皆さん大河ドラマの主演も務めた一流俳優です。もし今、「トンデモ実写映画」のオファーを受けている俳優さんがいるとしたら、迷わず受けることをお勧めします。 ※冴羽リョウの「リョウ」は、正しくは「けものへん+うかんむりなしの寮」。
古屋啓子