地域活性化へ 「エシカルデニム」のモニターツアー 福山市
福山市で環境負荷を減らしたデニムづくりに注目したツアーの開始を前にモニターツアーが行われました。 周りを機械に囲まれ説明を受ける人たち。モニターツアーの参加者がまず体験したのは3Dボディスキャナーを使った採寸です。 日本一のデニム生産量を誇る福山市ではいま大量生産から受注生産への転換、そして環境負荷の軽減や社会に配慮した「エシカルデニム」産地へのブランド化を目指していて、その取り組みをめぐるツアーが企画されました。 次に向かったのはデニムの染色の会社。洗剤を使わずに染色をする工程や排水を処理する中で出た汚泥からたい肥をつくる取り組みなどを見学しました。 福山観光旅行 漆川治樹社長「モノづくりを地元の人だけでなくて地元以外の人にも知ってもらい、新しい就職先としての福山の訴求に繋げていきたいと思っています」 ツアーでは生地を織る会社や縫製会社をめぐり、数週間後には採寸をもとに作られたデニムが届くということで来年2月末以降でのツアー販売を予定しています。