全国初のオンライン投票立会い実施されず 智頭町の町長選と町議補選はともに無投票当選に(鳥取)
山陰中央テレビ
任期満了に伴う鳥取県智頭町の町長選挙と、2人が欠員となっている町議会議員の補欠選挙が4日に告示され、いずれも無投票で当選が決まりました。全国初のオンラインでの投票立会いは実施されませんでした。 智頭町長選挙で、無投票当選したのは、無所属で現職の金児英夫さんです。金児さんは、再選で2期目となります。 また欠員2人の町議会議員の補欠選挙も、新人と元職の2人が無投票で当選しました。 鳥取県では、投票率の低下に繋がる投票所の減少を防ぐため、投票の「立会人」確保の解決策として、立会の「オンライン化」を導入することにしていて、5月には今回の選挙に備え、リハーサルをするなど準備を進めてきました。 今回選挙戦となれば、全国で初めての導入事例となることから注目されていましたが、町長選と町議補選がともに無投票で当選が決まったことから実施はありません。 オンラインでの投票立会いが実施されなかったことについて、鳥取県の平井知事は、「これまで実証実験を重ねてきたり、いろいろな想定を重ねて来たことは、これからのオンライン立会いに役立つのではないかと思っている。この成果を他の市町村、他の選挙へと広げていければ」とコメントしました。
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