「ツバメも知っちゅうがやろうか」《子育て支援自販機》の上にツバメの巣 黒潮町の道の駅【高知】
高知さんさんテレビ
黒潮町の道の駅で「意外な場所にツバメが巣を作った」と話題に。取材に向かうと・・・待っていたのは予想外の出来事でした。 黒潮町にある「道の駅なぶら土佐佐賀」。毎年5月のこの時期になると、いたるところでツバメが巣を作り子育てをしています。そのうちのひとつがこちらの自動販売機の上。しかも紙おむつを販売する“子育て支援”自動販売機です。 「もうわたしは子育ては終わりましたけど、すごいですね。ツバメも(自動販売機の意味を)知っちゅうがやろうか」 道の駅がオープンした10年前から、毎年この時期に子育てにやってくるツバメ。2~3年ほど前に子育て支援自動販売機が設置されてからはその上に巣を作るようになり、「子育て支援ツバメ」として話題を呼んでいます。しかし、きょう昼ごろ… 澤村栄治記者: 「こちらの子育て支援自動販売機の上、親ツバメが子育てをしていたということなんですが、昨日、元気に巣立っていったということです」 残念ながらカメラに収める前に巣立ってしまいました。 道の駅なぶら土佐佐賀・明神慶駅長: 「子育て支援自動販売機の上で子育てをするツバメなので、なかなか上手いことやったなと。5月、6月、7月にかけて、あの巣で子育てするんじゃないかなと思っています。この時期の楽しみになっているので、また優しく見守っていきたいと思います」 きょう5月14日は“子育て支援ツバメ”の姿を見ることはできませんでしたが、自動販売機の近くには新しく巣を作っているつがいも見られました。しばらくはにぎやかな鳴き声が響きそうです。
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