【準硬式関東大会】慶應義塾大、両軍合わせて27安打の乱打戦を制す 東洋大は1点差の投手戦を勝ち切る
第66回関東地区大学準硬式野球選手権大会(以下、関東大会)が3月11日より開幕。大会初日は1回戦11試合が行われ、慶應義塾大や国士舘大、東洋大などが勝利した。 【一覧】11日の結果、12日の試合予定 1回戦の最注目カードだった慶應義塾大と専修大の一戦は、10対8で慶應義塾大に軍配が上がった。 序盤3回までは4対3と一歩も引かない展開。どちらが先に主導権を握るか注目された4回、先攻の慶應義塾大が4番・佐藤 遼平の一打などで2点を追加すると、7回まで毎回得点でリードを保った。 守っては先発・田中瑞希を含め、6人の投手による継投で専修大に一度もリードを許さなかった慶應義塾大。2回からマウンドに上がり、5回まで1失点の好リリーフで試合を作った岡見 大也は「緊急登板だったが、割り切って腕を振って投げることができた」と思わぬ登板にも動じず、チームの勝利に貢献した。 また青山学院大は2対1と立正大との投手戦を制して2回戦進出。完投勝利をあげた青山学院大・手島颯太は「スライダー中心に打たせて取れたのが良かった。(次も)一戦一戦勝ち切りたいと思います」と一戦必勝で上位進出を狙うことを誓った。 他にも明治大は14得点、国士舘大は11得点、そして東洋大は10得点と猛攻を見せて、それぞれコールドで初戦突破を決めた。 12日からは2回戦がスタート。12試合が予定されており、剛腕・橋本剛石擁する筑波大や、法政大、関東学院大などが登場する予定だ。