和楽器のトップアーテイストが小学校で迫力満点のステージ 子ども達も和太鼓の演奏に挑戦(島根・大田市)
山陰中央テレビ
子どもたちにプロの音楽に触れてもらおうと、島根県大田市の小学校で和楽器のトップアーテイストが演奏会を開きました。 迫力満点の和太鼓の演奏を披露したのは、双子の和楽器ユニットAUN(あうん)の2人と、和太鼓集団「鼓童」出身のアーティスト、HIDE(ひで)さん。和楽器のスペシャリスト3人です。 この日は大田市の久手小学校で特別コンサート。全校児童170人と近くの高山小学校の児童19人が鑑賞しました。3人は太鼓だけでなく、さまざまな和楽器を演奏。1本の三味線を2人で同時にひく妙技も披露し、子どもたちを驚かせていました。 児童: 「和楽器の色々な音が聞けていい経験になりました」 「和太鼓をやってみて難しかったけど楽しかった」 この学校でのコンサートは、1963年に創立された民主音楽協会「MIN-ON(みんおん)」が企画しました。MIN-ONは、子どもたちの豊かな感性を育もうと、1973年から全国各地の小中学校で「学校コンサート」を開催、これまでに約4700校で公演を行ったということです。 AUN・井上公平さん: 「和楽器をかっこよく楽しいものだと思ってもらえてら、すごくうれしいです。次の和楽器奏者が学校コンサート中から生まれたら、そんなうれしいことはないです」 コンサートでは、子どもたちも和太鼓の演奏に挑戦、その音の響きを体で感じていました。
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