“大谷翔平の日”制定記念の第1打席は一ゴロ 腰を気にするそぶりも打球速度172キロ超
◆米大リーグ ドジャース―レッズ(17日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【動画】“大谷翔平の日”ダンディーなスーツ姿で祝福される ドジャース・大谷翔平投手(29)が17日(日本時間18日)、本拠地・レッズ戦に「2番・DH」で先発出場。自身の記念日が制定された日の初回の第1打席は一ゴロだった。 1番・ベッツの先頭打者アーチで先制した直後の初回無死。レッズ先発のモンタスに対し、3球目をファウルとした際に腰を気にするそぶりを見せたが、大事には至らず。6球目の96・2マイル(約155キロ)直球を捉え、打球速度107・3マイル(約172・7キロ)の鋭い当たりだったが、一塁手の守備に阻まれた。 米カリフォルニア州ロサンゼルス市はこの日、選手としての功績や歴史的な影響力などをたたえ、5月17日を「大谷翔平の日」と制定したことを発表した。大谷はこの日午前中にロバーツ監督らとロサンゼルス市庁舎を訪問し、市議会から認定証を受け取った。背番号17にちなみ、ドジャースでの現役期間中、ロサンゼルス市では「5・17」が「Shohei Ohtani Day」となる。 大谷は「ロサンゼルス市議会の皆さん、今日は本当にありがとうございます。今日この日を迎えられたことを、私自身すごくうれしいですし、私自身にとってすごく特別な瞬間です。今日を迎えるにあたって、ドジャース関係者の皆さま、ファンの皆さまに心より感謝申し上げます」と話し、大きな拍手を送られた。 16日(同17日)の本拠地・レッズ戦は「大谷翔平ボブルヘッドデー」として行われたが、開門2時間以上も前から大行列ができ、観衆5万3527人は今季のMLB全体で最多、2019年9月以降ではドジャースタジアム最多となっていた。大谷人気はもはや現地でも“社会現象”と言える。この日も主役が打席に入ると、球場は大歓声に包まれた。
報知新聞社