圧力目安逸脱の輪軸は132本 JR四国が運輸局に調査結果報告
列車の車輪と車軸からなる輪軸の組み立て作業を巡る問題で、JR四国は24日、目安値の範囲を逸脱する圧力をかけて組み立てた輪軸が予備を含めて132本あったとする調査結果を四国運輸局に報告した。編成から外していた一部の車両については、安全性が確認されたとして24日から全て運転を再開した。 組み立て作業に使うプレス機のメーカーが示す目安値を超えていた輪軸は90両の124本。加えて予備1本で目安値超えが見つかった。目安値を下回っていたのは6両の7軸だった。精査の結果、いずれも当初発表よりも車両数が減った。他社に提供した輪軸でもデータ改ざんはなかったと結論づけた。
愛媛新聞社