『あざとくて何が悪いの?』から金曜ナイトドラマ誕生 主演はなにわ男子 藤原丈一郎ら
2025年1月期のテレビ朝日系金曜ナイトドラマ枠で『僕のあざとい元カノ from あざとくて何が悪いの?』が放送されることが決定した。 【画像】『僕のあざとい元カノ』タイトルロゴ 2020年からレギュラー放送され、あざとい男女のリアルな恋愛事情や人間関係の処世術を深掘りしてきた『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)と、『TRICK』(テレビ朝日系)シリーズや『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)シリーズの「金曜ナイトドラマ」枠が“融合”した本作。 『あざとくて何が悪いの?』のMCを務める山里亮太(南海キャンディーズ)、鈴木愛理がスタジオで“あざと恋愛ドラマ”を鑑賞し、視聴者目線でストーリー展開やセリフに随時ツッコミを入れていくという構成になっている。 山里は、「伝説のドラマ枠で放送するということで、『ついに俺も(役者としてドラマに)出る側か』と思ったんですけど、そういうオファーではありませんでした(笑)」とコメント。鈴木は「“あざとい”を日常的に使っている女の子の素晴らしさを届けられるんじゃないかと思っています!」と意気込みを語った。 また、山里が「人との付き合いの中にも“あざとさ”はあるので、そういった意味ではいろいろな人の教科書になっている」、鈴木も「『私もこういう風に生きてみようかな?」みたいなヒントが盛り込まれている」とそれぞれ太鼓判を押す本作。リアリティーと共感性を生むため、番組視聴者から寄せられた数多くの実体験エピソード、繁華街に潜入して、番組スタッフが実施した独自取材など、過去5年間の蓄積をもとに制作された。 30代の有名企業に勤めるエリートサラリーマン・拓未には芽生という大切な彼女がいた。芽生の“あざとさ”に惹かれていたものの、自分以外の男性にもあざとく振る舞っているのではないかと疑心暗鬼に。やがて、その不安のせいで少しずつふたりの関係は崩れ、拓未から別れを切り出してしまうが、別れ際に芽生から言われた“最後の言葉”が頭から離れない。その後、拓未は芽生とは正反対のタイプの年上女性・朝比と出会い、少しずつ距離が縮まっていっていくが、ある日突然、別れてから初めて芽生から連絡がくる。 主演を務めるのは、藤原丈一郎(なにわ男子)、加藤史帆(日向坂46)、谷まりあの3人。単独でのドラマ初主演となる藤原が演じるのは、元カノに未練しかない広告系デザイン会社勤務の“プライドエベレスト男”である坂下拓未。元カノのあざといところに惹かれて付き合ったにも関わらず、徐々に変な疑いを持ち始めイライラ。勢いで別れたものの、未だに後悔している。 藤原は「分かる~! やホンマに? って視聴者がついついテレビに話しかけたくなる」と『あざとくて何が悪いの?』の魅力を分析。演じる拓未については「正直、あまり共通点が見つからないです……(笑)」と笑うが、「逆にそこを演じるという点では楽しみ!」とワクワクしている様子。今回の出演を「アイドル1と言っても過言ではない、あざと男子・大西流星には伝えさせていただきました(笑)。『あざとさについて分からないことがあったら教えたるわ!』と言われました!」と明かした。 加藤が演じるのは、拓未のあざとい元カノ・園田芽生。元々はあざとくない、平凡な“量産型女子”だった芽生だが、「自分も変わりたい!」と“あざとい”を勉強し始め、やがて自分磨きに力を入れ、あざとさを発揮し始めた頃、拓未にもあざとさを使い付き合うことに。 加藤は「“あざと連ドラ”はSNSで話題になっていたり、櫻坂46のメンバーの方が出演されていたので、出演させていただけることが決まってとても嬉しかったです」とオファーがあった際の心境を回想。また、アイドルになりたての頃は表情を練習したりしていた過去を思い返し「芽生が、自分を変えたくて“あざとい”を勉強していく姿は共感した」とコメント。そんな芽生を「観てくださる皆さんに共感していただけるように、恋愛の悩みに寄り添えるように大切に演じていきたい」と意気込んだ。 谷が演じるのは、広告代理店勤務で、芽生とは正反対のタイプの女子・奥山朝比。「あざといがわかっているようでわかっていないので、このドラマを通して勉強したい。……でも、自覚はないですが、番組のスタッフさん曰くあざといみたいです(笑)」という谷。仕事の関係で知り合った拓未に恋心を抱くものの、元カノと比較されるという役どころだが、MCの山里、鈴木には「強靭メンタルを持っているバリキャリ女子の朝比に本当に弱さがないのか、自立していると思われがちな女子の本当の気持ちや、どうして恋愛下手になってしまいがちなのかぜひ考察してほしい」とリクエスト。「現代のリアルな恋愛模様をぜひ自分の恋愛と重ねながら楽しんでいただけたら嬉しいです」とアピールした。 MCの山里は、3人の印象に関して「丈一郎くんは、“あざとい”とは縁がないような気がしますね。“あざとい”ではなく、カラッとした元気な印象」「(谷さんは)ナチュラルにしているだけで、このドラマの世界観にハマるんじゃないでしょうか」「(加藤さんは)ちょっとオードリーの若林が好きすぎるというのが玉にキズですが(笑)、それを凌駕する演技力・表現力をお持ちだと思っています」とコメント。 鈴木は「藤原さんは、あざと女子に振り回されるシーンがあるのかな?と思うと、いち視聴者としてもすごく楽しみです! 加藤さんは、アイドルグループで培ってこられた“無意識ファンサ”をどれだけ演技に盛り込んでくれるのかを期待しています」「(まりあちゃんは)持ち前の男っぽさの中に隠れている“天然あざとい”をいかに色っぽく見せてくれるのか楽しみです」と期待を寄せる。 藤原は「(山里・鈴木には)あざとさに振り回されてる姿をぜひ、見ていただきたいです! 見られたくないのは……デレデレしてる表情ですかね(笑)」と語った。 ■山里亮太(南海キャンディーズ) コメント 『あざとくて何が悪いの?』の魅力 (番組の放送が開始した)5年前から「《あざとい》は、世の中の歯車を綺麗に回す潤滑油だ」ということを田中みな実さん達がずっと仰ってくれましたが、それが当たり前の世の中になったのは、番組の功績を感じますね。今はまた、新たな“あざとい”の楽しみ方ができてきて、時代にフィットしたステキな番組だなと思います。 この番組は、“あざとい”を実際に今、使っている人たちには「あなた達って素晴らしいんだよ」という称賛にもなるし、これから使いたいと思っている人たちには、「こうすることで人生楽しくなるよ」という教科書になるかもしれない。一言で“あざとい”と言っても、男女の色恋だけではありませんから。人との付き合いの中にも“あざとい”はあるので、そういった意味ではいろいろな人の教科書になっていると思っています。 金曜ナイトドラマの枠を任せられた感想 伝説のドラマ枠で放送するということで、「ついに俺も(役者としてドラマに)出る側か」と思ったんですけど、そういうオファーではありませんでした(笑)。役者として、気持ちも作っていたのですが……。正直、テレ朝の「金曜ナイトドラマ」にずっと出たいと思っていたんですけどね……。でも、もし出るとしたら、最低でも準主役以外はやりたくはないですね(笑)。 藤原丈一郎、加藤史帆、谷まりあの印象 丈一郎くんは、“あざとい”とは縁がないような気がしますね。“あざとい”ではなく、カラッとした元気な印象を持っています。だからこそ、(今回のドラマでは)特にファンの方にとってキュンとするシーンが多いんじゃないかと思いますね。谷さんは、以前に番組に来ていただいた際に「恐ろしい……いたか、まだこんな化け物が!」と思いました。たぶん、ナチュラルにしているだけで、このドラマの世界観にハマるんじゃないでしょうか。加藤さんはすごく儚げなイメージがあります。ただ、1つだけ苦言を呈すると、ちょっとオードリーの若林が好きすぎるというのが玉にキズですが(笑)、それを凌駕する演技力・表現力をお持ちだと思っています。 今回初めて『あざとくて何が悪いの?』に触れる視聴者にメッセージ 「金曜ナイトドラマ」枠での放送を観て「面白いな!」と思った方は、我々、別の曜日でもやっておりますので、お待ちしてます(笑)。それと、ドラマの出来が良すぎて、我々が「邪魔だな」とは思わないで欲しいです(笑)。極力、お邪魔にならないようにしますので、許していただきたいですね。 ■鈴木愛理 コメント 『あざとくて何が悪いの?』の魅力 “あざとい”という言葉がプラスのイメージになったのは、この番組で「あざとい女の子ってかわいいんだ!」という認識が浸透したからだと思うんです。今回『金曜ナイトドラマ』での放送になるということで、もっと具体的に、“あざとい”を日常的に使っている女の子の素晴らしさを届けられるんじゃないかと思っています! 金曜ナイトドラマの枠を任せられた感想 今回、がっつり“ドラマ”枠で放送するということは、『あざとくて何が悪いの?』という番組が世の中にとって不可欠であると思っていただけた結果だと思っています。ですので、さらに気を引き締めてMCをしたいなと思いました!そして、なんといっても、ドラマ主演の3人が“天然あざとパワー”を持っている方々ばかりなので、今から楽しみです! 藤原丈一郎、加藤史帆、谷まりあの印象 藤原さんは、あざと女子に振り回されるシーンがあるのかな?と思うと、いち視聴者としてもすごく楽しみです! 加藤さんは、アイドルグループで培ってこられた“無意識ファンサ”をどれだけ演技に盛り込んでくれるのかを期待しています。上目遣いなどの自然な仕草は絶対に誰よりもプロだと思いますので、それがお芝居の中で見られるのが楽しみです! まりあちゃんは、実は前回の収録の日から“お友達”になったんです! 何度かプライベートでもご一緒していますが、持ち前の男っぽさの中に隠れている“天然あざとい”をいかに色っぽく見せてくれるのか楽しみです。 今回初めて『あざとくて何が悪いの?』に触れる視聴者にメッセージ 金曜日の放送ということで、仕事や生活をいろいろ頑張ってきた一週間の最後に観る方も多いと思います。「来週、私もこういう風に生きてみようかな?」みたいなヒントが盛り込まれているので、楽しんで観てもらえたらいいなと思います! ■藤原丈一郎(坂下拓未役) コメント 『あざとくて何が悪いの?』の印象、出演についてなにわ男子のメンバーに伝えたか 恋愛教育バラエティーだと思っています(笑)! 分かる~! やホンマに? って視聴者がついついテレビに話しかけたくなる番組の印象です。アイドル1と言っても過言ではない、あざと男子・大西流星には伝えさせていただきました(笑)。「あざとさについて分からないことがあったら教えたるわ!」と言われました! 演じる役との共通点 正直、あまり共通点が見つからないです……(笑)。 僕が演じる坂下拓未は、プライドがエベレスト級な事や、勢いで物事を言ってしまい後悔したりと自分自身と真反対だなぁと感じました。逆にそこを演じるという点では楽しみなところです! スタジオMCの山里亮太・鈴木愛理に「ココを見てほしい/ココは見られたくない」というところ あざとさに振り回されてる姿を是非、見ていただきたいです! 見られたくないのは……デレデレしてる表情ですかね(笑)。 自身を「あざとい」と思うか、身の回りの「あざとい」エピソード 自分はまったくあざとさはないと思ってます(笑)! メンバーの大西流星のご飯の誘い方で「ご飯行こうー!」じゃなくて、口パクで「ご飯行こ」って伝えてくるところにあざと! と思いました。 視聴者へのメッセージ 今回、このようなお話をいただけて大変嬉しい気持ちで一杯です! 毎話、誰かのあざとさが炸裂したり、恋の駆け引きなどたくさん楽しめて学べるドラマだと思います! 自分なりに演じたいと思いますので金曜ナイトドラマ『僕のあざとい元カノ from あざとくて何が悪いの?』を是非お楽しみに! ■加藤史帆(園田芽生役) コメント 『あざとくて何が悪いの?』の印象、出演について日向坂46のメンバーに伝えたか “あざと連ドラ”はSNSで話題になっていたり、櫻坂46のメンバーの方が出演されていたので、出演させていただけることが決まってとても嬉しかったです。あざとい女の子かなぁ……とか、どんな役なのか想像してワクワクしていました! 四期生の平岡海月に出演させていただくことを伝えたら、「あざといところ見たことがないので楽しみです」と言ってくれました! 演じる役との共通点 オーディションを受けてアイドルとして活動を始めた頃は、どうしたらかわいいと思ってもらえるか考えて表情を練習したりしていたので、私が演じさせていただく園田芽生が、自分を変えたくて“あざとい”を勉強していく姿は共感したポイントかもしれません! スタジオMCの山里亮太・鈴木愛理に「ココを見てほしい/ココは見られたくない」というところ 男女のリアルな恋愛描写を見てたくさんコメントしていただけたら嬉しいです! 自分があざといことをしている想像がつかないので、あざといシーンは少し恥ずかしいかもしれないです。 自身は「あざとい」と思うか、最近の身の回りの「あざとい」エピソード 日向坂46 四期生の宮地すみれというメンバーが、エピソードというより生まれてからずっとあざとい人です! メンバーへのツンツンやバックハグは日常茶飯事で、手をにぎにぎして上目遣い、声の発声の仕方も常にあざとくて勉強になります。 あざといシーンでどう演じるか悩んだときは、宮地を思い出して乗り越えたいと思います! 視聴者へのメッセージ 観てくださる皆さんに共感していただけるように、恋愛の悩みに寄り添えるように、努力型あざとい女子を精一杯、大切に演じていきたいと思います! ハラハラな展開もありますので全話、SNSなどのコメントで一緒に盛り上げてくださると嬉しいです。金曜ナイトドラマ『僕のあざとい元カノ from あざとくて何が悪いの?』をよろしくお願いします。 ■谷まりあ(奥山朝比役) コメント 出演が決まったときの心境、『あざとくて何が悪いの?』の印象 率直に嬉しかったです。あざといがわかっているようでわかっていないので、このドラマを通して勉強したいと思いました。 あざといという言葉は人間関係において良い印象がなかったのですが、あざといにも理由があって、好きな人を振り向かせたり、人との距離を近くにしたり、あざとさを磨くことで日常生活が楽しくなる可能性があることを証明してくれたと思います。 あざとさを“人生に新しい道を開いてくれる一つの正義“に変えた番組だと思います。 演じる役との共通点 好きな人は自分で手に入れるという信念を曲げずにストレートに想いを伝えるところです。 スタジオMCの山里亮太、鈴木愛理に「ココを見てほしい/ココは見られたくない」というところ 強靭メンタルを持っているバリキャリ女子の朝比に本当に弱さがないのか、自立していると思われがちな女子の本当の気持ちや、どうして恋愛下手になってしまいがちなのかぜひ考察してほしいです。 自分を「あざとい」と思うか、最近の身の回りの「あざとい」エピソード 自覚はないですが、番組のスタッフさん曰くあざといみたいです(笑)。 お友達カップルのお家にお邪魔した日に、彼氏のお気に入りのお皿を彼女が落としてしまって、彼氏にお気に入りにお皿を割ってしまったと伝えた彼女に、彼氏がとても心配そうにひと言目に「怪我がなかったか?」と聞いて彼女の体をさすっていました。その姿を見て、彼女のことが1番優先なんだと思って感動したんです。しかし、その感動を彼女に伝えた時に彼女がひと言「育てれば私を心配してくれる王子様になるんだよ」と……。彼があざといと思ったら、それは、さらにあざとい彼女が育てたからだったと、ダブルであざとさに感心させられました(笑)。 視聴者へのメッセージ たくさんのあざといを研究してきた“あざとプロフェッショナル”なスタッフさんが作成したこのドラマを見れば、真のあざと女子の実態がわかると思います。 あざと女子と正反対のバリキャリ恋愛下手女子が同時に関わると男性は何を思い、どう迷い、どう選択をしてくのか……現代のリアルな恋愛模様をぜひ自分の恋愛と重ねながら楽しんでいただけたら嬉しいです!
リアルサウンド編集部