北村一輝「“今の時代の本音”が見えるミニドラマに」TVerオリジナル新番組『おっちゃんキッチン』配信開始
民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」オリジナル新番組『おっちゃんキッチン』が、本日9月6日(金)から配信スタート。主演を務める北村一輝が、撮影の感想や作品に込める思いを語った。 『おっちゃんキッチン』は、株式会社TVerとKDDI株式会社による、TVerにおけるコンテンツ共同制作プロジェクトの第1弾作品。北村演じる“おっちゃん”の決めぜりふ「おまち丼(どん)さま」を合言葉に提供される、心を満たす丼グルメ。自身の悩みの解決につながる糸口をその丼から得る若者の姿や、若者たちとの手探りなコミュニケーションを通じて自身の“アップデート”を目指す店主の姿を描く。横型動画をTVerで、縦型動画をTVer公式SNS(TikTok、YouTube Shorts、LINE VOOM、X)で、それぞれ視点の異なるストーリーとして無料配信する。 ◆これまで撮影されてみて、感想はいかがですか? 北村:TVerでミニドラマのような新感覚の作品を作りたいと伺って、「面白そうだな」という思いと、時代が変わる中で「新しいジャンル、新しいことに挑戦したい」という気持ちがあったので、ぜひ参加したいと思って引き受けました。特に「普段はバラエティを制作されているチームがこのミニドラマを担当される」という点にも一番興味がありました。実際に撮影に入ると、やっぱり映画・ドラマの現場と、バラエティ制作の考え方や進め方とでは勝手が違うのが新鮮で、逆に楽しんでいます。 ◆『おっちゃんキッチン』は、TVerでは横型動画、SNSでは縦型動画で見られるなど、さまざまな楽しみ方ができる作品となっていますが、この企画に対してどのように思いますか? 北村:僕は海外の縦型ドラマにハマって「課金しようか」とか考えたりするタイプです(笑)。今作も続きをすぐに見たくなるようなものになればいいなと思っています。僕の役は野球のバッテリーでいうとキャッチャーで、毎回違うお客さんがぶつけてくる愚痴や意見を、ただただ受け止める。役者としていろいろなお芝居が試せるので、もし僕が若い頃にこういう作品があったら楽しかっただろうなと。結果的に(番組が)面白くなきゃいけないとは思いますが、若い俳優さんにもどんどん楽しんでやってほしいなと思っています。 ◆視聴者へメッセージをお願いします。 北村:若者の“本音”が描かれる作品になっていると思っています。何かを否定したいわけではないけれど、言論の自由があるようでなかったり、生きづらさを感じるようなこの時代に一番言葉を発したいのは若者だったりすると思うんです。だからこそ、僕は若者の言葉がすごく重要だと思っていて、そこには間違いがあるかもしれないけれど、そもそも“正解”だけが良いものなのか。勢いであったり、何か考えさせられるものもあると思うので、そういう言葉を僕も引っ張り出したいなと思っています。“今の時代の本音”が見えるミニドラマになると思うので、若者の本音を知りたい方にはぜひ見ていただきたいです。
TV LIFE web