暖かさに誘われて、一気にアンズ開花 待ちに待った「桃源郷」、2~3日ごろ見頃
長野県千曲市の産地、昨年より8日遅く
長野県千曲市のあんずまつり実行委員会は30日、同市森・倉科地区のアンズの開花を宣言した。観測史上最も早かった昨年より8日遅く、ほぼ例年並み。暖かな陽気で一気に開花が進み、4月2、3日ごろには見頃を迎えそうだという。 【写真】メジロもお花見?蜜を吸いにロトウザクラに飛来
森運動広場の周辺で30日午前、実行委員長で森区長会長の北村広幸さん(69)らが開花を確認した。今年は2月に気温の高い日が多かったが、3月に入って寒い日が続き、開花が足踏みしたという。 あんずまつりは森・倉科地区などで7日まで開催予定。地元女性らが手作りした草餅の販売などがある。北村さんは「待ち焦がれた花が咲いた。桃源郷のようなアンズの里の花を、ぜひ見に来てほしい」と話している。