次世代スターは誰だ! パ・リーグの有望株投手(3)ソフトバンク編
プロ野球は、球春到来を目前に控えている。春季キャンプでは、2024年シーズンに向けた熾烈な争いが本格化。大きな期待を寄せる若手有望株たちにとっては、絶好のアピールの場いえるだろう。ここでは、ブレイク目前とも評されるパシフィック・リーグの投手を各球団から紹介する。
尾形崇斗(ソフトバンク)
投打:右投左打 身長/体重:182cm/84kg 生年月日:1999年5月15日 経歴:学法石川高 ドラフト:2017年育成選手ドラフト1位 ファームで圧巻の成績をマークした福岡ソフトバンクホークスの尾形崇斗。2024年はブルペン陣の一角として期待がかけられている。 学法石川高校では2年秋からエースとなると、福島県内屈指の本格派右腕としてプロからも注目を集める存在に。育成ドラフト1位指名でソフトバンクに入団した。 入団当初は三軍で経験を重ね、2019年は三軍戦25試合に登板して3勝1敗、防御率1.85の好成績。2020年はオープン戦で好投を続け、支配下契約を勝ち取った。 同年に一軍デビューを飾ると、少しずつシーズンを重ねるごとに登板数を増やしている尾形2022年には先発投手の緊急降板によってマウンドに上がると、2回無失点に抑えて嬉しいプロ初勝利を挙げた。 2023年は一軍では目立った結果を残せなかったが、ファームでは41試合登板で16セーブ、防御率0.98と圧巻の成績で、最多セーブのタイトルを獲得した。2024年こそ、一軍のリリーフ陣に割って入りたい。
ベースボールチャンネル編集部