「集荷の苦戦解消のため」全農いわて 農家に支払う概算金を2000円引き上げ 岩手
IBC岩手放送
JA全農いわてが2024年産のコメの集荷の際に支払う概算金を2千円引き上げました。岩手県外業者を含めたコメの集荷競争を踏まえた異例の対応です。 【写真を見る】「集荷の苦戦解消のため」全農いわて 農家に支払う概算金を2000円引き上げ 岩手 これはJA全農いわてが明らかにしたもので、11月1日から玄米60キロの集荷の際に支払う概算金をひとめぼれが17000円から19000円に、銀河のしずくが17500円から19500円に、あきたこまちが16500円から18500円に、2000円ずつ引き上げたということです。 他の主食用米も1500円引き上げられ、10月までに集荷したものにも遡って適用されるということです。 今年のコメの概算金は金額、上げ幅ともに過去20年で最も高く設定されていましたが、わずか1か月半あまりでさらに2000円引き上げられるのは異例のことです。 JA全農いわての杉村靖米穀部長は「県外の業者が県内でコメを買いつける動きも見られ、集荷が苦戦している。早い段階で引き上げを明らかにすることで、JAへの集荷を進めたい」としています。
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