1Q決算シーズンに活用したい「伸び盛り銘柄」発掘の2条件
いまが伸び盛りの稲のように、今後の高成長が見込める企業を探し出すには、何に着目すればいいのでしょうか(イメージ写真:happyrabbit/PIXTA)
3月期決算企業の2024年3月期の第1四半期(4~6月)決算発表が本格化しています。前2023年3月期を振り返ると、経済再開の恩恵を受けて企業業績は全般的に好調でした。今2024年3月期も引き続き高水準の収益が見込まれますが、前期の反動もあり、業績の伸び率(増益率)は鈍化するとみられます。 今期は業績回復の踊り場が見込まれるだけに、第1四半期決算の結果はとても重要です。予想どおりに業績の伸びが鈍化してしまうのか、それとも、意外に前期からの好調が持続できるのか、今期を見通すうえで第1四半期の業績の伸びが大いに参考となるからです。 そこで、今回と次回(8月14日配信予定)の本連載では、「四半期の業績の伸び」を使った投資戦略を取り上げます。
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吉野 貴晶