元「ナイトスクープ」秘書・松尾依里佳、キダ・タローさんを追悼…「尊敬してやまない大好きな方」
大阪・ABCテレビの人気バラエティー「探偵! ナイトスクープ」の3代目秘書を務めたバイオリニストでタレントの松尾依里佳が16日、自身のインスタグラムを更新。14日に死去した「浪花のモーツァルト」こと作曲家でタレントのキダ・タロー(本名・木田太良)さん(享年93)を追悼した。 【写真複数】キダ・タローさんと思い出の数々を投稿 松尾は「キダ・タロー先生の訃報に接し、まだ現実のことと思えず、信じられない気持ちです。またお元気でお会いできるのを楽しみにしておりました」とつづり、思い出の写真を投稿。 「キダ先生がひとたびお話になるとその場がかならず笑いに包まれました。間合いも緩急も声の強弱も絶妙で、さすが音楽家。マネしたくてもできないキダ先生節でした」とし、「いつも豪快で就寝前には寝ながらパンをお召し上がりになり、それで胃が荒れるから胃薬を飲むというお話が大好きでした。いたずらっぽくお笑いになるキダ先生の福々しい笑顔が思い出されます」とキダさんの人柄を振り返った。 「キダ先生が携帯電話をスマホにお変えになったとき LINEの始め方がわからないとおっしゃるので ナイトスクープの忘年会の間、操作をお教えしていたところ 孫がおじいちゃんに教えてるみたいやったで~と、探偵さんたちが撮ってくださった写真です」と一緒にスマホを触る写真も掲載。「このあと局長と探偵さんたちとグループLINEを作ると『うちの奥さんも入れたげて。可哀想やんか。』とおっしゃったキダ先生。いつも収録の合間も忘年会の間も奥様が寂しくならないようにと何度もメールをお送りになっていたキダ先生がどれほど奥様を大切になさっておられたか、周りのみんなが存じておりました」と明かした。 松尾は3代目秘書を2010年9月から務めていたが、第1子出産準備のため、17年12月15日の収録(18年1月19日放送分)をもって番組を卒業。その後もキダさんからは年賀状や子ども服のプレゼントが届くなど、気にかけてくれていたという。「音楽家としても、お人柄もすべて尊敬してやまない大好きな方でした。とてもとても寂しいです。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と記していた。
報知新聞社