【ディズニーシー】新エリア『ファンタジースプリングス』 計算しつくされたこだわりを取材
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ディズニー映画『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』をテーマにして、約3200億円をかけて開発されたディズニーシーの新しいテーマポート『ファンタジースプリングス』。計算しつくされたこだわりを、開発に携わった担当者に後藤楽々キャスターが聞きました。 【画像】【ディズニーシー】ファンタジースプリングスがついにオープン 初日に訪れた来園者は「泣きそう」
3つの異なる映画の世界観をどのように1つのエリアにしたのでしょうか。ディズニーイマジニアの開発担当は「(魔法の泉は)3つのエリアのつながりを説明するストーリーをつくりたかったんです」と話します。 『ファンタジースプリングス』の入り口で迎えてくれるのが、キャラクターが岩でかたどられた“魔法の泉”です。来園者は、ここを通ることで異なる物語を同時に体感することができるといいます。担当者は「魔法の泉は3つの映画の世界観をつくりだしつなげるものです。ただの“彫刻の庭”をつくりたかったわけではありません」と話しました。 また、水の流れにもこだわりが詰まっているそうで、ラプンツェルの泉では髪に沿って水が流れていることに対し、担当者は「水の演出とストーリーはつながっています。水の向きがあちこちに向いていますよね。泉の精霊が水でこれらの彫刻をつくり出していることを表現したかったのです。全てが考え抜かれてデザインされています。ディズニーでは全てが物語に基づいているんです」と語りました。
■担当者が明かすこだわり「“自ら発見した”と感じられることが大事」
計算しつくされたこだわりは、エリア内のいたるところにちりばめられています。景観の担当者が案内してくれたのは、アナと雪の女王のエリアと、ラプンツェルのエリアの境目です。『アナ雪』のエリアから見える『ラプンツェルの塔』に対し、「遠くにラプンツェルの塔が見えますよね。塔の前に木を重ねて塔の全体が見えないようにしているんです。そうすることでその空間に引き込まれていきます。なにがあるんだろう、探検してみたいと思わせることができるんです」と明かし「“自ら発見した”と感じられることがとても大事なんです」と語りました。