パワハラで市長に辞職勧告 福岡・宮若市議会が可決
福岡県宮若市の塩川秀敏市長(75)が職員に対し暴言を吐くなどのハラスメント行為をしたとして、市議会は15日の本会議で、市長の辞職勧告決議を賛成多数で可決した。決議は「リーダーとしての資質が欠け、市の未来を人権意識のない市長に託すことはできない」と指摘した。 市秘書政策課によると、塩川氏は「辞職は考えていない」としている。決議に法的拘束力はない。 議会事務局によると、議長を除いた議員15人中、9人が賛成した。複数の職員が、パワハラ行為があったとして市公平委員会に申し立てており、市議会は調査特別委員会(百条委員会)を設置している。