2月のビール類販売、5%増 減税、うるう年が影響
ビール大手4社が12日発表した2月のビール類販売数量は、前年同月比5%増となった。増加は2カ月連続。昨年10月の酒税改正で減税となったビールを中心に好調だった。うるう年で出荷日が1日多かったことも影響した。内訳はビールが15%増、発泡酒は40%増、増税された第三のビールは18%減だった。 メーカー別のビール類販売は、金額ベースで公表しているアサヒビールが14%増となった。主力の「スーパードライ」が堅調だった。サッポロビールは数量ベースで9%増だった。昨年12月に刷新した主力の「黒ラベル」がけん引した。 数量ベースでキリンビールは2%増、サントリーは3%減だった。