「ニンジャバットマン対ヤクザリーグ」に佐倉綾音、大塚明夫らが出演 新PVでワンダーウーマンが演歌を披露
2025年配信予定のアニメ「ニンジャバットマン対ヤクザリーグ」に佐倉綾音、大塚明夫、檜山修之、朴璐美、山路和弘の出演が決定した。90秒間の新PVも公開されている。 同作は、アメリカのコミック大手・DCコミックスの看板ヒーロー、バットマンをアニメ化し、2018年に公開された「ニンジャバットマン」の最新作。中島かずきが脚本、岡崎能士がキャラクターデザイン、神風動画がアニメーション制作を務める。前作では戦国時代の日本にタイムスリップしたバットマン(CV:山寺宏一)が、ジョーカーら大名になったヴィランたちと戦う姿が描かれたが、今作ではバットマンも所属するヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」のメンバーが、ヤクザになってバットマンの前に立ちふさがる。 佐倉が「緑光の是鹿(グリーン・ランタン)」役、大塚明夫が「水龍の亜朝(アクアマン)」役、檜山が「韋駄天の針亥(フラッシュ)」役、朴が「大鷲天女の大阿奈(ワンダーウーマン)」役を担当。いずれも原作コミックでは、バットマンとともにジャスティス・リーグの中核を担うヒーローたちだ。山路は、バットマンの宿敵のひとりで、幾世紀にもわたって歴史の影で暗躍してきたラーズ・アル・グール役を務める。 ボイス入りの新PVでは、バットマンの拠点であるゴッサムシティの上空に、突如として日本列島が現れる場面からスタート。街を占拠するヤクザと戦うバットマンたちの前に、ヤクザと化したグリーン・ランタン、アクアマン、フラッシュが立ちはだかる。ラーズ・アル・グールも登場し、ワンダーウーマンが歌う演歌も聞くことができる。 なお、新PVは、米・ニューヨークで開催された「ニューヨーク・コミコン2024」内のステージイベントで初公開された。イベントには監督の水﨑淳平、高木真司、脚本家の中島かずきが登壇し、本編の冒頭を特別編集した11分間の映像も上映された。 キャスト陣と、「ニューヨーク・コミコン2024」でのスタッフ陣のコメント全文は以下の通り。 【佐倉綾音(緑光の是鹿/グリーン・ランタン役)】 タイトルが最高すぎて二度見しました。放送コードとか大丈夫なのでしょうか? 出演にあたり1作目を観て、その異質な世界観と唯一無二のアニメーション表現に一気に引き込まれてしまいました。この世界に仲間入りできたことを光栄に思います。 声の大きい先輩方に負けないよう、憎めないグリーンランタン(是鹿)を演じましたので、その存在を楽しんでいただけますと幸いです! 【大塚明夫(水龍の亜朝/アクアマン役)】 モノスゴイ映像でお送りする、スペシャルな作品となりました、「ニンジャバットマン対ヤクザリーグ」。水龍の亜朝(アクアマン)の声を務めます。 普段言いたくても言えないような渡世人の言葉で芝居ができて、本当に楽しかったです。 どうぞみなさま、配信でご覧ください。お楽しみに。 【檜山修之(韋駄天の針亥/フラッシュ役)】 いかにもアメリカンコミックのヒーローキャラが、いかにも日本の任侠者に、まさにここが、この作品の醍醐味だと思います。 そして檜山演じる「韋駄天の針亥(フラッシュ)」その名の通り組織の鉄砲玉として目にも止まらぬスピードで動きますのでお見逃しのないように!! さらに檜山ポイントとして、中島かずきさんの大好物のあの台詞はあるのか、ぜひ、確認して下さい(笑)。 【朴璐美(大鷲天女の大阿奈/ワンダーウーマン役)】 中島かずきさん脚本のバットマンのお仕事が入ると聞いた時から台本をいただくことを楽しみにしていて、いざ読んでみたら……ん ?任侠??? ……んんんんん!? ……え!? 任侠!? え!? バットマン!? ……と、何度見か繰り返してしまいました(笑)。そして、その台本の分厚いこと! 台詞・カット割の多さに驚愕! 大人が本気の遊びを仕掛けてやがる……と、胸の高まりをおぼえました。 大鷲天女の大阿奈の、見栄の張り合い・斬り合い・想い合い・歌い合い……これぞ女の任侠道、中島かずき節炸裂しまくりの「ニンジャバットマン」、皆さま、ただひたすらにお楽しみにしていてくださいまし……ふふふふふ……ふははははは……てぇい! 【山路和弘(ラーズ・アル・グール役)】 バットマンといえば、もうかなり前ロビンの声をやったことがあった。かなり前とはいえ、もう40もとうに越した頃。精一杯若い声で「バットマーンッ!!」と、やや恥ずかしさに赤面しながら。懐かしいなぁと思いきや、なんと任侠噺。なんと大胆な。しかし悪役は、いつやっても楽しいものだ。ラーズ・アル・グールでお逢いしましょう。 【水﨑淳平(監督)】 前作から6年を経て、再び同じメンバーが揃い、さらに前作では演出だった高木真司さんが共同での監督を引き受けてくださったので、チームとしてさらに安定し強くなりました。 今回、キャラクターデザインの岡崎能士さんが多忙によってこの会場に来られなかったのですが、本作でさらに売れっ子になって神様になってしまうのではないか(笑)。 【高木真司(監督)】 前作ではパート監督として、本作では監督として参加することになりました。 その分、責任も大きくなり、中島さんの脚本と水﨑さんのアイデアを受け、そのまとめ役を務めさせていただきました。実はまだ完成していないので、良い作品を届けられるように最後まで頑張ろうと思います。 【中島かずき(脚本)】 前作は、戦国時代+ニンジャ+ロボットバトルだったのですが、今回はヤクザになったジャスティスリーグとバットマンファミリーが激しくぶつかり合う展開です。アクション映画としての面白さを追求しています。どちらも伝統のある日本のヤクザ映画とアメリカのDCキャラクター、そういった歴史のある要素をうまく取り込みつつ、そして面白く“誤解”したかたちで、よりエキサイティングでクレイジーな作品に仕上げています。