【青葉賞】キタサンブラックの弟シュガークンが3連勝でダービー切符獲得! 武豊騎手「1戦ずつ馬が成長しているのを感じますね」
4月27日の東京11Rで行われた第31回青葉賞(GⅡ、3歳オープン、馬齢、芝2400メートル、17頭立て、1着賞金=5400万円)は、武豊騎手の2番人気シュガークン(牡、栗東・清水久詞厩舎)が道中4、5番手で脚をためると、直線で豪快な差し切りを決めアタマ差で勝利。未勝利、大寒桜賞に続く3連勝で重賞初制覇を飾り、2着のショウナンラプンタとともに日本ダービー(5月26日、東京、GI、芝2400メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは2分24秒2(良)。 2着からさらに3/4差遅れた3着にデュアルウィルダー(4番人気)が入った。なお、1番人気のヘデントールは8着に敗れた。 青葉賞を勝ったシュガークンは、父ドゥラメンテ、母シュガーハート、母の父サクラバクシンオーという血統。北海道日高町・ヤナガワ牧場の生産馬で、馬主は辻子依旦氏。通算成績は4戦3勝。重賞は初勝利。清水久詞調教師は青葉賞初勝利、武豊騎手は2002年シンボリクリスエス、06年アドマイヤメインに次いで3勝目。半兄にGⅠ7勝馬キタサンブラックがいる。 ◆武豊騎手(1着 シュガークン)「出走権利を1着で取れたので(ダービーも)楽しみです。今年の2月にデビューしてまだ数カ月しかたっていないですが、このパフォーマンスができたので、1戦ずつ馬が成長しているのを感じますね。今までも色々なレースをしてきたので、今日はある程度先行して流れを見ながらと思っていましたが、しっかりと折り合いも付きましたし、追い出してからの反応も良かったです。レース自体も1戦ずつ上手になっていますね。デビューのころから、これだけの血統だからダービーに出したいとみんなで話していて。何とか間に合ったのでよかったです」