日本統治時代から中華民国期に至るまで「台湾」の100種類を超えるゲームを600点を超えるフルカラー図版で紹介する書籍『台湾老卓遊 台湾レトロテーブルゲーム図鑑』が5月27日に発売へ
志学社は、書籍『台湾老卓遊 台湾レトロテーブルゲーム図鑑』を5月27日に発売する。価格は税抜3200円。全256ページ。 すでにAmazonで取り扱いがはじまっている。 『台湾老卓遊 台湾レトロテーブルゲーム図鑑』は、清朝末期・日本統治時代から中華民国期に至るまで、100種類を超えるゲームを600点を超えるフルカラー図版とともに紹介する書籍。 著者は台湾有数のゲームコレクター、研究者である陳介宇氏、陳芝婷氏。台湾の近現代史の一側面が、ボードゲーム、カードゲーム、棋類ゲームなどを通じて浮かび上がる。 目次は以下のとおり。 まえがき 由此去(さあ、ゲームスタート!) 第一章 ボードゲーム 一、不動産ゲーム 二、終点ゲーム 三、ウォーゲーム 四、人生シミュレーション 五、ギャンブルゲーム 六、テレビゲーム改編 七、野球ゲーム インタビュー:「龜博士升學」の創作背景と追憶──李平風先生 インタビュー、「非洲尋寶」の父──張瑩鎮先生 第二章 カードゲーム 一、独自のメカニズムを持つもの 二、Touringに類するルール 三、Unoに類するルール 四、比大小 五、セットコレクション 六、その他 インタビュー、「飛車龍虎鬪」の誕生──胡衍榮博士 第三章 棋類ゲーム 一、伝統的将棋ゲーム 二、オリジナルの将棋ゲーム 三、オールインワンセット 第四章 ゲームコレクション あとがき 訳者あとがき 付録 台湾テーブルゲーム年表 また訳者は、SNSで「模範的工作員同志」という名前でも知られる『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』の小説家・赤野工作氏が担当している。 Xでは台湾政府ならびに文化部から翻訳助成金を出してもらったことを明かしており、4月3日に発生した台湾東部震災に2024年分の印税から50%相当額を震災復興に寄付することを表明しており、さらにあわせて志学社も、本書の初回出荷金額の1%を台湾東部沖地震の被害を受けられた方々の支援のために寄付するとしている。 台湾の近現代史のテーブルゲームを紹介する書籍『台湾老卓遊 台湾レトロテーブルゲーム図鑑』は、5月27日に発売予定なので、気になった人は購入を検討してみてはいかがだろうか。
電ファミニコゲーマー:福山幸司
【関連記事】
- 渡哲也さん主演ドラマ『マグロ』がTverで無料配信開始。放送当時「マグロ、ご期待ください」などのCMが話題になった2007年の大作ドラマ。TVerで4月7日まで無料配信しており、当時見ていなかった人は視聴するチャンス
- 11階がない建物の11階に到達することを目指すホラーゲーム『11F』が4月17日に発売へ。ゴーストと対峙しながら巨大な建物を自由に探索する一人称視点のホラーアドベンチャー
- 『ブルーアーカイブ The Animation』の代表的キャラ「砂狼シロコ(CV:小倉唯)」が透き通る美しさで期待が高まる。2024年4月の放送開始に先駆けて紹介映像を公開
- ニコニコへ投稿に限り「Nash Music Library」の楽曲が無償化へ。ハードオフの店内BGMや『マテリアルスナイパー』の作中BGMなど聞き馴染みのある楽曲がダウンロードできるように
- 『ユニコーンオーバーロード』の上級職へのクラスチェンジシステムやクラス相性などが紹介される映像が公開。ソードマン⇒ソードマスターとなることでステータスの向上や新たなスキルが獲得可能。次回は戦闘編