仙台育英、経験値で分 倉敷商は継投に勝機 センバツ交流試合・第4日の見どころ
2020年甲子園高校野球交流試合(日本高校野球連盟主催、毎日新聞社、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は第4日の15日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3試合がある。第3試合の仙台育英(宮城)-倉敷商(岡山)の見どころを紹介する。 【がらんとしたスタンド】甲子園、いつもと違う夏 ◇第3試合(15時20分) 仙台育英(宮城=優勝)―倉敷商(岡山=優勝) ※左が一塁側、かっこ内は県名と独自大会の成績 昨秋の東北大会と中国大会を制した実力校同士の一戦は、経験値や打力で仙台育英に分がある。倉敷商は先手を取って勝ちパターンの継投に持ち込めれば、接戦での勝負強さが生きてくる。 仙台育英は昨秋公式戦のチーム打率3割8分1厘と攻撃力があり、4番の入江はパンチ力があり、内角球をさばくのもうまい。投手陣も制球力のある向坂と、直球に威力のある笹倉の両左腕を軸に顔ぶれは多彩だ。 倉敷商は先発を担う右腕・福家が打たせて取る投球に徹すれば、仙台育英打線の焦りを誘うこともできる。直球とスライダーに切れのある左腕・永野への継投のタイミングも重要。攻撃では原田を中心に少ない好機を生かしたい。 ◇全16試合をライブ中継 ニュースサイト「毎日新聞」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)と「Yahoo!JAPAN」が運営する「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)で展開する「センバツLIVE!」では、センバツ交流試合の全16試合をライブ中継します。センバツLIVE!は、パソコンやスマートフォンで、いつでもどこでも無料でお楽しみいただけます。勝負の裏側に迫った最新のニュースや写真特集など、試合の情報が盛りだくさんです。センバツ交流試合にどうぞご注目ください。