初の夜市にぎわう 館山の渚銀座商店街(千葉県)
台湾夜市をイメージしたイベント「渚の夜市」が、館山市の渚銀座商店街で23日夜に開かれた。地域の飲食店が屋台などで出店し、親子連れなど多くの人が楽しんだ。 渚銀座商店街で営業する有志らによる、にぎわい創出の取り組みの一環。コロナ禍などで客足が遠のいてしまった同商店街に人々を呼び込み、活気付けようと今回初めて実施された。 この日は、居酒屋台北前のアーケードに手羽先やお好み焼き、焼き鳥などの屋台が出店。本場台湾を連想させる提灯(ちょうちん)も飾られ、来場者らはつまみと酒を楽しみながら異国情緒を満喫した。また、射的など子ども向けのイベントもあり、親子連れで楽しむ姿も見られた。 イベントの発起人、居酒屋台北店主の植木康博さん(51)は「親子連れをはじめ多くの人が会場に足を運んでくれて感謝。今後はイートインスペースの確保など、訪れた人にゆっくり滞在してもらえる環境づくりなどに磨きをかけて、継続して開催していきたい」と話していた。