安倍氏慰霊で7、8日に献花台 有志団体、新たに功績刻んだ碑を設置
令和4年7月8日の参院選中に銃撃を受け死去した安倍晋三元首相の三回忌に合わせ、奈良県の自民党関係者らでつくる有志団体は2日、安倍氏の慰霊碑「留魂碑(りゅうこんひ)」がある三笠霊苑(奈良市)に7、8の両日、献花台を設置すると発表した。 【写真】銃撃された安倍元首相が最後に握っていた傷のついたマイク 有志団体「安倍晋三元内閣総理大臣 感謝と継承の会 奈良」が計画した。今年は新たに、安倍氏の功績を刻んだ石碑(幅約130センチ、高さ約80センチ)を留魂碑の横に設置。午前10時~午後5時に献花を受け付ける。 団体は昨年7月、安倍氏が銃撃された近鉄大和西大寺駅前(同市)から約5キロ離れた三笠霊苑に留魂碑を建立。縦横約1メートルの御影石に埋め込まれたプレートに、安倍氏が生前書き記した「不動心」の文字が刻まれている。団体は「心静かに安倍元総理を思い出していただけたら」と呼びかけている。 自民党奈良県連も7、8の両日午前9時~午後5時、同駅北口で献花を受け付ける予定。ともに気象警報が発表された場合は中止する。奈良市は訪問者が予想される6~8日に同駅周辺に警備員や職員を配置する。