34歳が艶のある曲線美で準グランプリ 仕事終わり23時からの週4日以上の筋トレが実を結ぶ
9月1日(日)、茨城・つくば国際会議場でベストボディ・ジャパンが主催する「モデルジャパン2024茨城・水戸大会」が開催され、高田美春(たかだ・みはる/34)さんが見事準グランプリに輝いた。 【写真】高田美春さんの艶のある曲線美
「今シーズン5戦目になるのですが、自分ではなかなか目指していた結果が得られていないんです。出場3大会以内に11月に行われる日本大会出場の切符(各地方大会上位3名)を手に入れたかったのですが、それが叶わなかったので、急遽出場大会を増やしました」 4戦目となったのは8月に行われた新潟大会。そこで見事準グランプリを受賞し、今大会にもその結果をつなげた。仕事終わりの23時ごろからトレーニングを週4日以上行うという努力を、結果につなげた高田さん。 「コロナ禍で運動不足を感じて自宅でのトレーニングを始めました。それまでもジムに通ったことはあったのですが、全然長続きしなくて、自分は運動には向いていないとも思っていました」 コロナ禍以降、自分一人では続かないことが分かっていたので、プロの力を借りようと思いパーソナルジムに入会。当初はダイエット目的だったそうだが、そこからなぜコンテストの道に踏み込んだのか。 「かのまんさんという憧れの方が産後ダイエットに成功し、この大会に出場されたのを見て、私も出場を決意しました。コンテストに出ると常にコンディションをキープしておかないといけないと思っていたのですが、いつも完璧な自分じゃなくていい、太っていても痩せていても自分が納得できる身体を作ればいい、というかのまんさんの等身大な姿勢が、運動を続けるモチベーションにもなりました。目標がないとなかなか頑張れない性格だから、今はなりたい身体への経過観察と成果発表の場としてコンテストに出場しています」
コンテスト出場は、多くのフィットネス愛好家の目標になりつつあるが、それはゴールではなくあくまで通過点。当日までの過ごし方やそれに向き合う姿勢、コンテストを通して得られる学びや出会いこそが、本当に健康な心身を築き上げてくれるということを、高田さんは体現してくれている。
取材:林健太 撮影:舟橋賢