道本咲希の監督作「ほなまた明日」9月に劇場公開、田中真琴・松田崚汰らコメントも
道本咲希の長編監督デビュー作「ほなまた明日」が9月28日より東京・K's cinemaで公開決定。予告編がYouTubeで公開された。 【動画】道本咲希の長編監督デビュー作「ほなまた明日」予告編 ENBUゼミナールシネマプロジェクトの第11弾作品として製作された本作は、写真家を目指す芸大生の草馬ナオや同じ写真学科の友人が才能や境遇に折り合いをつけながら歩んでいく青春作品。ナオを「真夏のシンデレラ」「時をかけるな、恋人たち」などに出演した田中真琴が演じ、友人の山田に松田崚汰、小夜に重松りさ、多田に秋田卓郎がそれぞれ扮した。大古知遣、ついひじ杏奈、越山深喜、ゆかわたかし、加茂井彩音、福地千香子、西野凪沙もキャストに名を連ねている。 予告編にはカメラを構えて街を歩き回るナオや、彼女を応援しつつも葛藤を抱える仲間たちの姿が映し出されていく。道本は「SNSが発達し、他者の反応や情報に惑わされると思うけれど、惑わされてもいいけど、どうか自分を信じ続ける大切さを忘れないで。今のうちに、この嘘のない真っ直ぐな映画を見て頂きたく思います」と呼びかけ、田中は「俳優という仕事の中で色々な役をさせて頂いてますが、ここまで自分と重なる役も珍しく有り難いなと感じています。それほど私は全力でそれこそ人生をかけて演じさせて頂きました」とつづった。松田、重松、秋田のコメントも以下に掲載している。 なお本作の写真展が8月6日から18日まで東京・トーテムポールフォトギャラリーで開催されることも明らかに。写真家の淵上裕太、染谷かおりによって撮影された劇中写真や製作現場スチールを見ることができる。 ■ 道本咲希 コメント 自らを信じ、子供のように無邪気に歩き続ける人になりたかった。 全てにおいて嘘がなくて、だから人を傷つけてしまうような人になりたかった。 でもなれなくて、なのでこの映画を作りました。 SNSが発達し、他者の反応や情報に惑わされると思うけれど、惑わされてもいいけど、どうか自分を信じ続ける大切さを忘れないで。今のうちに、この嘘のない真っ直ぐな映画を見て頂きたく思います。 ■ 田中真琴 コメント ナオという強くて儚くて大好きな役を演じさせて頂いてから一年程が経ちました。街を歩いていても、ふとナオだったら撮りたくなるなぁ~とか、写真展を見つけてはふらっと入ったり、確実に私の中でナオは生き続けていて凄く影響を受けています。俳優という仕事の中で色々な役をさせて頂いてますが、ここまで自分と重なる役も珍しく有り難いなと感じています。それほど私は全力でそれこそ人生をかけて演じさせて頂きました。とてもとても思い入れがあり、大好きな作品です。皆様に観て頂き是非感想を聞かせてほしいです。 ■ 松田崚汰 コメント 公開へ辿り着けたこと、この上ない喜びです。「ほなまた明日」に出会ってくれた人、これから出会う人、この映画をよろしくお願いいたします。 山田! 山田! 山田! ほんまに愛おしいよ。たくさん泣いて笑って走って生きていこうね。 大丈夫だよ、きっと全部大丈夫!!! ■ 重松りさ コメント 3月にイベント上映を終え、こうして本公開を迎えられること、とても嬉しく思います。 小夜は主人公のナオと仲良しでありながらも、密かに劣等感を抱えながら写真に向き合いもがいている、優しくまっすぐな女の子です。 彼女たちの日々を通して、観てくださる皆さまの心にどんな気持ちが映るのか、今からとてもワクワクします。 是非、劇場へ会いに来てください。 ■ 秋田卓郎 コメント オーディション兼ワークショップは何十時間もありとても過酷でした(笑) ただ、共演者の皆さんから作品に対する熱量と意識の高さに刺激を貰いましたし、スタッフの皆様も居心地の良い雰囲気を作って頂いたのでとてもお芝居しやすかったです。 主軸となる学生役の4人はこの期間、徹底的に外に出てストリートスナップを撮って、写真や役に対して深く理解をするように動きました。 「写真」がテーマですが、それだけじゃなくナオを取り巻く彼ら彼女らの葛藤、覚悟、恋愛という日常にあふれているものが凄くリアルに描かれてるので誰しもが自分に照らし合わせながら抱く感情に共感して頂けると思います。ほなまた明日、劇場で会いましょう! (c)ENBUゼミナール