「つらいと思ったら携帯置いて」元炎上議員・浪速のエリカ様こと上西小百合が “誹謗中傷”する人、される人に言いたいコト。自身の「国会ズル休み&不倫旅行疑惑」報道の真相も告白
外の世界ではハリウッドスターのような人気者
──現在も恨みのような感情はあるのでしょうか。 はっきり言って、当時は「嘘ばっかりつきやがって!」と腹立っていましたけれども、振り返ってみると、東国原さんが好き放題に言ってくれたことで、私自身が発言できる機会が増えた面もあって。 「上西のことを何か言えば、本人が出てきて言い返してくるぞ」となって報道のあり方も変わってきたと思います。実際に「ズル休み疑惑」と書くようなメディアもだんだん減ってきました。 それによって、地元の方の見る目もだんだん変わってきた感じがします。記者さんとの繋がりができたり、政治に全然興味がないという若い世代の方が「国会で勉強会を開いてください」と連絡をくれたりもしました。 それに早稲田大学の学園祭トークショーにもお招きいただくなど、あれがきっかけで、けっこう動きやすくなったなとは思いますね。 ──当初のバッシングに伴って、ネット上では誹謗中傷も浴びるようになったと思います。これについては、どのような思いで日々を過ごされていたのでしょう? 私、当時はTwitterをあまり使っていなかったんですよ。Amebaブログでちょこちょこ地元の活動とかをアップしていたくらいで、Twitterはそもそも利用方法がよくわかってなくて。コメントが来ても、「あ、そうやって見ているんや」くらいの感じでした。 でも、確かに誹謗中傷はすごくしつこかったし、「あ! コイツお騒がせの議員や」みたいなコメントはたくさん来ていて。ワイドショーで報じられるたびに、ピコンピコンと通知が鳴ってました(笑)。 ──ネットでの執拗な誹謗中傷は、現実世界に何か影響はありましたか? いや、それがまったく……。実際に物をぶつけられるとか、「お前コラ!」って言われるといったことは一切なかったです。特に多くの人って、どんな形であれ、テレビに出ている人がとても好きなんですよ。だからもう、テレビで東国原さんと喧嘩しているときなんかは、申し訳ないんですけども、大人気でした(笑)。 私、阪神ファンで野球が好きなんですけど、球場に観戦に行ったときなんて特にすごくて。帰りに、私がいるって気づいた人たちが、「私はハリウッドスターか!」って思うくらい、ブワァーって私が動くほうに動いてきたんです(笑)。試合後に2時間近く記念撮影をしていましたね。やっぱり日本は平和な国ですから、現実で「なんやお前!」って言ってくる人はいないんですよ。
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