ノルウェーのマッタ=ルイーセ王女、シャーマンとの結婚を前に独自のサイファーを作成「ヒエログリフで意味を込めた」
ノルウェーのハーラル5世国王とソニア王妃の長女であるマッタ=ルイーセ王女。2022年6月、シャーマンとして活動しているデュレク・ベレットと婚約、同じ年の秋には公務からの引退を発表した。王室は「これからも王女という称号を持ち続ける」と説明、でも「王女とその婚約者が商業活動で称号を利用することはない」と断言した。王女は過去に「マッタ=ルイーセ王女」という名前でデュレクとのトークショーを開催。称号をお金儲けに利用していると批判されたことがある。それらを受けての決定と見られていた。
その王女がデュレクと新たなサイファーを作成したことを明らかにした。ヨーロッパのロイヤルはイニシャルを組み合わせて作ったモノグラム、「ロイヤルサイファー」を持っていることでお馴染み。メーガン妃もヘンリー王子と結婚したときにロイヤルサイファーを作ってもらった。メーガン妃の場合は王室離脱後もそのサイファーを使い続け、レターヘッドにそのサイファーがプリントされた便箋を使っていることが問題になっているけれど、マッタ=ルイーセ王女は心機一転、オリジナルのサイファーを使うことにしたもよう。
王女はインスタグラムに新しいサイファーを投稿。「私たちのモノグラムをみなさんと共有できるのを光栄に思います。このモノグラムはオフィシャルなものではありません。なぜなら私はもう王室で公式な役割を担っていないからです」と説明している。「このモノグラムはただシャーマン・デュレクと私の愛だけを象徴する素晴らしいエンブレムです」。
王女によると彼女とデュレクは前世もエジプトでカップルだったとか。それを祝ったのかこのモノグラムにはエジプトの表象文字、ヒエログリフを使って意味を込めているそう。王女は2枚目の画像でそれを丁寧に解説している。モノグラムの上部を構成している「マッタ」のMには「賢いフクロウ」という意味がある。フクロウは「保護者の象徴であり、地上の存在から霊界へと続く通路を導いてくれる」そう。下部にある「デュレク」のDには「手」という意味があり、優雅な動きや人生の扉を開き踊りながら進んでいくことを象徴している。他にも古代エジプトのシンボルである「ホルスの目」や、自分たちの間にある無条件の愛を表す「ハート」、2人の永遠の絆を意味する「無限」などのモチーフが散りばめられている。
以前からスピリチュアルなことで有名だった王女だけれど、デュレクとの関係を通してそれがますます高まっているよう。王女は今年8月31日に結婚式を挙げると発表している。どんな結婚式になるのか今から楽しみにしたい。