「いやぁ元気ですね、ゴリ兄弟は」川島永嗣と長友佑都が14年2か月12日ぶりに再戦
[6.16 J1第18節 FC東京 1-1 磐田 味スタ] 4度のW杯を戦った戦友がピッチの上で再会した。GK川島永嗣(41)はジュビロ磐田の守護神として、DF長友佑都(37)はFC東京が誇るSBとして、Jリーグの舞台で相まみえた。川島は試合後、長友と「お互いしぶといな」と話をしたという。 【写真】お相手がJ1選手だったと話題に…元アイドルの女優が2ショットで結婚報告 フランス・リーグアンでも2人は再会していた。長友が1シーズンの間マルセイユでプレーしたことで、川島が所属していたストラスブールと戦っていたが、川島の出場がなかったため対戦は実現せず。川島は「前回はフランスだったが、ピッチの上で戦うことはできなかった。こうやってピッチの上で戦うことができて本当にうれしい」と笑顔を見せた。 最後に2人が戦ったのは、川島が川崎フロンターレ、長友がFC東京に所属していた2010年4月4日J1リーグ第5節。ともに先発した試合は川崎Fが2-1で勝利した。鄭大世が2点を決め、FC東京の今野泰幸に1点を返される展開だった。14年2か月12日ぶりの再戦に、川島は「いやぁ元気ですね、ゴリ兄弟は」と喜びを表現した。 長谷部誠や岡崎慎司ら、世界を舞台にともに戦った仲間たちが続々と現役を退いた。それでも川島は「年齢は関係ない」とプレーを続ける理由を語る。「ピッチの上でどれだけ自分たちが見る人の心を動かせるかというのが一番。そのためにはやらなきゃいけないことがある。お互い違うチームだが、自分のチームのために、日本サッカーのためにも何かやれることがあればいい」と力を込めた。