あわ夢まつりに800人 多彩な舞台子どもら楽しむ 館山(千葉県)
館山市の県南総文化ホールで2日、「あわ夢まつり」(あわ夢まつり実行委員会主催)が開かれた。子どもから大人まで約800人が来場し、ダンスや民謡、人形劇など、多彩なステージを楽しんだ。 県民の日安房地域行事の一つで、子どもたちの豊かな情操を育てることを目的に開催しており、今年で26回目を迎えた。 安房地域内外の14団体が参加し、ダンスや演奏、ミュージカル、人形劇など、多彩なステージを代わる代わる披露。演者も観客も一体となって多彩な上演を楽しんでいた。 人形劇「じゅもんははてな?」を披露した、人形劇サークル「あわの実」のステージでは、300年生きる魔女に扮(ふん)した演者が、人形の悩み相談を受け、あっという間に解決するというユニークな人形劇を展開した。最後には、友情出演でミュージカル団体「スマイルスマイル」の子どもたちが舞台を彩り、鈴などの鳴り物が渡された客席の子どもたちも元気よく音を鳴らすなど、華やかな様子だった。 家族と訪れた川﨑夢莉さん(鋸南小3)は、「パフォーマンスと人形劇が楽しくてたくさん笑った。ダブルダッチで逆立ちして跳んでいるのがすごかった」と目を輝かせていた。